
下にあるものを取ろうと何気なくかがんだだけなのに、腰に激痛が走り、その場から動けなくなった
朝、顔を洗おうと前かがみなった瞬間、腰の激痛で一歩も動けない。
旦那さんに支えてもらい冷や汗をかきながらやっとの思いでリビングのソファーにたどり着くも、痛みで身動きできない。
激しい痛みで病院にいくこともできないので、インターネットで調べると「安静にして、腰に負担をかけないようにする」と書いてあったので、安静にして寝ていてもあまり変化がない。
痛みは少しは和らいだけど、10日経っても思うように動けない。
家事をするのも大変!
このように、インターネットの情報や古い考えを持った方からは、ギックリ腰は安静にしなさいと言われます。
しかし、最近の研究では、安静にして寝ているのは、効果がないばかりか、かえって回復を遅らせることが明らかになる一方で、耐えられる範囲内で日常生活を続けると、職場復帰がより早くできるだけでなく、慢性化を防ぐことができ、再発率をも低下させられると言われています。
海外の研究チームでも、このような報告がされています。
急性腰痛患者203名を2日間の安静臥床群(安静に寝ている)と7日間の安静臥床群に無作為位に割り付け、その後の追跡調査で、3週間後の腰痛による欠勤日数は、7日間の安静臥床群より、2日間の安静臥床群のほうが45%少なかったと報告しています。
同じく急性腰痛患者186名を、2日間の安静臥床群、腰の可動域を広げるストレッチ群、耐えられる範囲で日常生活を続ける群の3つに無作為に割り付け、その後の経過を追跡調査しています。
この結果、3週間後と12週間後のどの時点においても、もっとも早く回復したのは日常生活群で、最も回復が遅かったのは安静臥床群だったと報告しています。
長期間にわたる安静にして寝ていると体を衰弱させ、腰痛を慢性化させ、機能回復に支障をきたします。
しかし、痛みは和らいだものの、腰に不安を抱えながら日常生活を送っていたり、なかなか完全に痛みが回復しない場合は、そのままにしておかず痛みの原因になっている問題を根本的に解決したほうがいいかもしれません。
当院があなたにできる事!
痛みの起こっている腰だけを見るのではなく、骨盤などの歪み、腰以外の関節・筋肉の動きなども診ていくとにより、全身のバランスも整えていきます。
なぜならば、痛みの原因は、痛みの起こっている場所だけでなく、その原因は、その他の場所から起こっていることが多々あるからです。
またお体、仕事のことも詳しくお聞きし、問診で得られた情報を基に痛みの原因になっている生活習慣、動作、癖などの改善のを行うことにより、正しい知識を身につけ、再発防止にも役立てて欲しいからです。
筋膜リリース療法・整体
本来の機能を失ってしまった筋肉を、手で丁寧に元の状態に戻すことで筋肉や関節が動くようになります。
筋膜リリース療法について詳しくはコチラをご覧ください
トリガーポイント療法
レントゲン検査などには写らない、離れた場所から起こる筋肉や靭帯からくる痛みの原因を患者さんの動作から分析し、その原因を基に突き止め、痛根本から改善する画期的は施術方法です。
トリガーポイント療法について詳しくはコチラをご覧ください。
ギックリ腰の後の痛みが改善せずお困りのなあなたには、当院の腰痛防止法、日常の過ごし方なども含め、筋膜リリース療法、トリガーポイント療法、整体がお役に立てると思います。