ヨガが大好きで続けているけれど、身体が少しも柔らかくならないし、ポーズをするのが痛くて、いつの間にかスト
レスを感じるようになっていた。
ヨガで汗をかくと身体がスッキリして気持ちが良く、できないポーズがあっても、頑張ってやっているけれど痛くてで
きない。
頑張ってやっていれば柔らかくなると思っていたのに・・・
身体は柔らかくならないし、色々なポーズで痛みを我慢しながらやっていてもいいのかなと思うようになってきた時、
ある日、開脚した瞬間、右の股関節が痛くなり、しばらくヨガが出来なくなってしまった。
先日、レッスンを受けている先生と話す機会があり、自分の悩みを話すと、先生もハードワークになると腰や背中が痛
むので鍼治療を受けていると聞かされ、私が望んでいることは間違いだと悟った。
治療院でマッサージに通っていたら治ったけれど、しばらくして、歩いていたら急に同じ個所が痛くなり、今度は股関
節から太もも、脛の方まで痛くて、足先にも軽い痺れが起こるようになってしまった。
元気に動ける身体をめざして、ヨガを頑張ってきたのに、身体は硬いままだし、股関節の痛みを繰り返してしまう
好きなヨガをこれからも楽しみたいし、何とかならないかな・・・
鍛える前に整える
このように関節や筋肉に硬い部分、身体の動きの悪さがあったり、姿勢、動きの癖を抱えたまま運動や日常生活を送っ
ていると、痛みを引き起こす可能性があります。
「運動をする=元気に動ける身体」になるとは限りません。
運動をして体を鍛えることも大切なのですが、スポーツを楽しんだり、元気に動ける身体を目指すなら、まずは「鍛え
る」前に「身体を整える」ことです。
また繰り返す痛みや、慢性の痛みには、患部の施術はもちろん大切ですが、その患部に負担をかけてしまっている動き
のクセや、姿勢、身体の不適切な動きの根本的な原因を突き止める事が大切で、その原因は他の場所からの影響が多々
あり、患部の施術に加え、身体を整える運動が重要だと考えています。
関節の動きが悪い場合、その原因が「筋肉や関節の組織自体が硬い」のか、「神経や筋肉の連系」が上手くいっていな
いのかを動作検査で見極めていく必要があります。
神経や筋肉の連系が上手くいっていない場合、トレーニングでしか改善することが出来ないため、ストレッチやヨガだ
けでは関節の動きを柔らかくすることは難しいかもしれません。
神経と筋肉の連系が上手くいかない問題を放置しておくと、症状の改善が一時的であったり、痛みを繰り返す可能性が
高くなります。
患部の施術について
病院のレントゲン検査では、骨だけしか写っていないため、骨の問題しか診ていないことがほとんどです。
そのため痛みの原因は、骨が変形している、軟骨が擦り減っている、痛みの原因は椎間板ヘルニアがあるからだなどと
言われます。
これらのことは、年齢とともにシワができたり、シミができるように誰にでも起こることなのです。
私達の身体を動かしているのは、骨を支えている筋肉や靭帯などで、痛みの原因は骨の問題でばかりで起こる訳ではあ
りません。
近年では、骨周囲にある筋肉や靭帯などに痛みの原因があることが分かってきています。
このように筋肉や靭帯などの異常が引き金となって起こる病気を筋膜性疼痛症候群、トリガーポイントといいます。
私は、MPS研究会とい医師が中心となって設立された研究グループに所属し、医師との交流を図りながら痛みの施術を行っています。
筋膜性疼痛症候群、トリガーポイントについて詳しくはコチラから
当院が慢性の痛みや、繰り返す痛みを改善できる3つの理由
①痛みの原因を突き止める丁寧な問診
②痛みが起こっている患部だけの施術ではなく、その部位になぜ痛みが起こるのかを患者さんの動作を分析した上で痛みの根本を突き止めていきます。
③施術と体を整える運動の融合で慢性の痛みや繰り返す痛み、再発の予防を行います。
治療を頑張って受けているけれど思うように改善しない、手術しか方法がないと言われた股関節の痛みでお悩みなら当院にご相談ください。