朝起きたら顔の半分に違和感を感じ、鏡を見ると顔半分が崩れている!
何が起こったか分からず、顔を動かそうとしても顔半分が動かない。
目を閉じようとしても閉じれないし、口をゆすごうとすると水がこぼれる。
顔面神経とは
脳神経の1つで第7脳神経ともいいます。顔面の表情筋の全てに分布して、その運動を司っています。このほか顔面神経は、舌の味覚や涙腺分泌なども司っています。
顔面神経麻痺には、二種類の麻痺があります。
末梢性の顔面神経麻痺により起こる麻痺と中枢神経性の影響による顔面神経麻痺があります。
中枢神経性顔面麻痺
中枢性の顔面神経麻痺は、脳血管障害、小脳橋角部腫瘍などがあり、この中枢性の麻痺を見逃がしてしまいますと大変な事になります。中枢性の顔面神経麻痺は、顔半分より上が動かせることが特徴です。
原因
脳梗塞、脳出血、脳腫瘍など
末梢神経性顔面麻痺
顔半分の全体が動かせなくなるため、顔にシワを寄せることができません。
ベル麻痺
片側の顔面の麻痺
原因
原因ははっきり、分かっていませんが、最近では、ウイルスが原因ではないかと言われています。
症状
目が開けにくい、目が閉じにくい、口角が下がる食べ物や飲み物がこぼれる。
ラムゼイハント症候群
麻痺を起こしている側の耳に帯状疱疹ができたり、難聴、めまいを伴ったりします。
原因
ヘルペスウイルス
症状
目が開けにくい、目が閉じにくい、口角が下がる食べ物や飲み物がこぼれるなどの症状に、めまいや難聴を伴うのが特徴です。
まとめ
中枢性顔面神経麻痺は、顔の上半部が動く、末梢性神経麻痺は、顔全体が動かない。
末梢神経顔面神経麻痺のベル麻痺では、顔の麻痺が主な症状で、ラムゼイハントン症候群では、麻痺側の難聴、めまいなどを伴います。
顔面の麻痺が起こったらまずは、専門医を受診することをお勧めします。その後、重篤な病気の原因がない顔面神経麻痺の場合は、鍼灸施術も併用することをお薦めします。
また、脳梗塞、脳出血の後遺症からくる顔面の麻痺もご相談ください。
Y´sボディーケア整体 Y´sはりきゅうの顔面麻痺の施術
当院では、顔面麻痺の施術を、YNAS山元式新頭鍼療法という、頭の施術点に鍼を行い顔面麻痺の施術を行っています。
YNSA山元式新頭鍼療法とは、宮崎県の山元敏勝医師が1973年に確立した治療法です。
現在リハビリ以外に治療効果がないと言われている脳梗塞、脳出血の後遺症などによる半身不随、麻痺、言語障害、痺れ、痛みなどにおいて特に治療効果が認められています。
脳梗塞でまったく手が動かなかった人がYNSAを行い、その場で手が動き出した症例が多数報告されています。
その効果の高さから、YNSAは補完代替療法に関心の高い欧米で早い時期から注目を集め、各国でセミナーが頻繁に行われています。
現在でも世界では、YNSAを治療に採り入れる医師は増え続けています。
また諸外国から毎年40人~50人、一週間の日程で山元病院へ山元敏勝医者の手技を直接勉強に来られます。私もそのセミナーに参加し技術の習得をしています。
これまでの患部に刺す鍼治療とは異なり、頭の治療ポイントに鍼を行い、極めて即効性の高い治療法です。
YNSA山元式新頭鍼療法は、神経症状に高い効果を発揮するため顔面神経麻痺の施術を行っています。