
台所で料理を作っていると10分か15分で足の裏が痺れてくる。
その状態で、料理を作り続けているとお尻の付け根からふくらはぎの外側が段々痛くなり、立っていられない。
料理を休み、少し休んでいると症状が和らぐけれど、また調理を再開して立ち続けていると足がしびれて痛くなる。
毎日の事で、一日に何回も台所に立つのが辛くて、ついつい簡単な料理になってしまう。
最近、主人から手抜き料理が多いねと言われイラっとくる。
足が痛いと言っているのに、家族にはこの辛さを分かってもらえない。
三ヵ月経っても症状が改善しないので、病院でレントゲン検査を受けると骨には特に異常がないと言われ、痛み止めの薬と湿布と一週間に2回、電気治療とマッサージ、ストレッチを受けているけれど症状は一向に改善しない。
いったいこの痛みの原因は、なに?
痛みとしびれで、毎日イライラして、原因も分からない。
このような症状で悩まされているといったいこの先どうなるのかと不安になると思います。
痛みやしびれの原因は骨の問題だけではありません
レントゲン検査で異常がなければ、本当に原因が分からないのでしょうか?
痛みやしびれの原因は、骨の問題ばかりで起こる訳ではありません。
腰痛も原因が特定できるのは15%程度と言われて、残りの85%は原因不明とされています。
しかし、レントゲン検査に異常がないからといって本当に原因不明とはかぎりません。
痛みを発する原因は、筋肉、筋膜、靭帯などがあるのですが、これらの組織はレントゲン検査には、写らないため骨に異常がなければ原因不明で異常なしとなる訳です。
私達は通常、急激に重い物を持ったり、無理な姿勢や、同じ動作や姿勢の繰り返しにより、日々、筋肉にストレスをかけながら生活しています。
筋肉への過剰なストレスは、「筋肉痛」として生じ、普通は数日で回復します。
しかし、筋肉への過剰なストレスを繰り返したり、冷えや血流の悪い状態が続いたりすると、筋肉は短期間で回復できなくなります。
このような状態を筋膜性疼痛症候群(MPS)、トリガーポイントといいます。
画像(×印)のように悪いところがお尻の筋肉だとしても離れた場所の裏やふくらはぎに激しい痛みやしびれが出現します。
いわゆる「筋肉のコリ」による症状で、「筋痛症」と言われます。
筋膜性疼痛症候群は、一般的な筋肉痛とは違い強い痛みやしびれを伴います。また痛みの原因となっている筋肉から離れた場所に痛みやしびれが出現するのが特徴で、坐骨神経痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症のような症状が出て、間違われることも多々あり、それらの病気と合併していることも多いです。
現在、筋膜性疼痛症候群、トリガーポイントの存在は医療機関でも知らない人は沢山います。
それによって、適切な対処法がなされていないのも現実です。
Y´sボディーケア整体 Y´sはりきゅうでは、原因が分からない痛みやしびれや坐骨神経痛、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症の症状に対し、鍼灸、筋膜リリースというと特殊な手技で改善を行っています。