肩こりの解説
肩こりの原因と症状
同じ姿勢でのデスクワーク・長い時間スマートホンを操作している・猫背の姿勢・前かがみの姿勢・運動不足など様々な原因で、首・すじ・首のつけ根から・肩または背中にかけて張りやこりや痛みなどを感じ、頭痛や吐き気を伴うこともあります。
酷い肩こりの場合、腕や指先にしびれが出る事も
指先がしびれたり、腕がしびれて病院に行くと骨や関節の異常などを指摘されることもあると思います。しかし、しびれや痛みの原因は必ずしも骨や関節が原因ではない事が多いです。
筋肉の使い過ぎで、筋肉に負担をかけ続けると過剰な負荷で、オーバーワークとなります。
通常、数日で自己回復しますが、繰り返し負担をかけ続けると、血流が悪くなり自己回復できなくなります。
この状態が続くと、痛みやしびれを引き起こし、そうとう激しいものとなります。
実際に画像検査で、骨や関節に問題が見つかっても整体や鍼治療で変化がみられる方はたくさんおられます。
自分でできる対処法
デスクワークを長い間続けていると背中が丸くなり、猫背の姿勢になりやすいです。
そんな方への対処法をお伝えします。
各動作を30秒×2~3セット行ってください。
改善が見られない場合は治療に来てください
上記のストレッチを行っても症状に変化が見られない場合、しびれや手の痛みが治まらない場合は治療に来てください。
特に、腕の痛み、しびれを伴っている場合は治りにくいので早めに来院することをおすすめします。
筋肉、筋膜、靭帯に着目した施術
異常を起こしている筋肉、筋膜、靭帯を刺激し正常な再生を促す治療をしています。
ごく小さな組織を刺激するため数時間で修復が始まり、数日で回復します。
治療すると揉み返しのような痛みやだるさを感じることがあります。これは正常な反応で心配ありません。
筋肉、筋膜、靭帯の治療は、手で行う方法と鍼による方法があります。
筋肉と腱の境目や骨に付着する部位が異常を起こす傾向があります。これらは体の深部にあることが多いので、患部にダイレクトにアプローチできる鍼治療が高い効果が望めます。
危険信号を見逃さない
内臓の病気からも肩こりに似た症状があります。このような病気を見逃すと大変なことになりますので病院での診察をおすすめします。
肩こりで時々間違えられやすいのが内臓からくる痛みです。代表的なものに狭心症、心筋梗塞、下の歯の痛み、背中の痛みでは胆石、肝臓の病気なども疑われます。
肩、背中なら大きく動かすと激しく痛む、歯なら叩いたり、強く噛んだりしてみる。
大きく動かしても、明らかに痛みが悪化しなければ内臓からの病気を疑いましょう。