肩こりが酷い人の為のエクササイズとストレッチ

肩こり、背中の痛みを改善するためのストレッチになります。

長時間同じ姿勢で座ってPC作業をすると、肩甲骨や首周りの筋肉が緊張し血流が悪化します。

筋肉の血流が悪くなると、栄養不足に陥り、組織の潤いが失われ、筋肉の動きが滑らかでなくなり、痛みが生じやすくなります。

そのため、肩甲骨を動かして背中のストレッチをして筋肉を伸ばし血流を改善することが重要です。

しかし、筋肉が伸びて血流が改善されたとしても、それだけでは関節や背骨の機能が向上するわけではありません。

関節や背骨を動かすためには、自分で積極的に動かすことが必要です。

そのためには、肩甲骨や肩関節、背骨を動かすして筋肉に刺激を入れることが大切です。

肩甲骨周囲についている僧帽筋、大、小菱形筋、肩甲挙筋、広背筋と言った筋肉は肩甲骨を動かしたり、クビを動かすときに働きます。

それらをストレッチで和らげていきます。

ストレッチで筋肉の緊張が和らいだら肩甲骨やクビ周辺にある筋肉が安定して働くので、それらの筋肉を自分で動かして刺激を入れていきます。

筋肉に刺激を入れていくことで肩甲骨、肩関節などが安定的に働くようになります。

肩こりはクビや背中だけが悪いわけではなく背骨、肩甲骨、肩関節の動きが悪かったり、動き過ぎたりすることで背中やクビに負担をかけて痛みが起こることが多いです。

痛みや不良な姿勢の改善には、整体や鍼治療だけでは不十分だと思います。

体は悪い習慣を記憶しており、すぐに元の状態に戻ろうとするからです。

姿勢の乱れが原因で生じる関節や背骨の問題を改善する運動と、体の深部の筋肉のこりを解消し血流を改善する治療を組み合わせることで、体は改善します。

当院では、運動と治療を融合することにより、痛みや姿勢の問題を根本から改善しています。

※当院では姿勢の評価をした上で患者さん一人一人に合わせた運動やストレッチを処方しています。
運動を行う場合は個人の責任において行ってください。

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