ストレートネックや肩こり改善のエクササイズ

現代人は、PC作業やスマートフォンの使用時間が長いため、頭が前に出て背中が丸くなる姿勢をとる人が非常に多くなっています。

このような姿勢を長くとっていると、運動量が減ることで背骨の周りにある筋肉の血流量も低下してしまいます。

血流量が低下すると栄養も供給されないし、老廃物も排除されないので悪循環になります。

それだけではなく、背骨の間にある椎間板というクッションの役割をしている場所は、血流が乏しく動くことで血流が供給されるので運動の不足は背骨にも負担をかけてしまいます。

それだけではなく、クビの骨は7個あり軽く彎曲しているのですが頭が前位ずれることで、彎曲が失われます。

彎曲が失われることで頚の骨はストレートな状態となり強度が落ちてしまいます。

クビはストレートネックになって、痛みがおこるようになったり、肩こりの原因になる可能性があります。

このエクササイズは、体幹、肋骨、肩甲骨の動きと安定性を向上させることで、頭が前に出る癖や背骨の動きの悪さを改善するためのものです。

頭が前に出ている姿勢のクセが強く、背骨の丸まりが強い人に対して、背骨を伸ばすことにも有効的なエクササイズです。

このエクササイズの効果
・肩甲骨の内側にある筋肉などを活性化させる効果
・体幹や肩関節の安定
・背骨を引き伸ばして、背骨をアックなどのストレスからの解放

日頃のデスクワークで前側の胸の筋肉ばかり使っているので、このエクササイズを行うことで背中周りの筋肉を活性化させたり、頭が前に出てストレートネックになっている姿勢を頭を後方に引き戻してクビの骨を適正なポジションにする効果があります。

ストレートネックでクビが痛くなっている人やそれが原因で起こっている頭痛や、肩こりの人に効果があります。

運動方法
・まずは初めにうつ伏せになり、肘をついて肘で床を押します。
・その姿勢で右手を上げて、視線を指先に向けていきます。
・次に左手も行いましょう
・背中、肩の筋力を必要としますから女性でしたら片側3回くらいで行ってみてできるようでしたら5回行いましょう。
・これを左右5回ずつ行います。
・少し休んで２セット行いましょう。

当院の治療の考えについて
痛みや不良勢の改善には、整体や鍼治療だけを行うだけでは不十分だと考えています。

なぜなら体は悪い習慣を記憶しており、すぐに元の悪い状態に戻ろうとします。

治療をおこなって適切なポジションに関節や背骨整えて、その状態が長く維持できるように自宅で運動やストレッチをすることが大切です。

姿勢の乱れが原因で起こっている関節や背骨の問題を改善する運動と、体の深部の筋肉のこりを解消し血流を改善する治療を組み合わせることで体は良くなっていきます。

当院では、運動と治療を融合することにより、痛みや姿勢の問題を根本から改善しています。

※当院では姿勢、関節、背骨を評価をした上で、患者さん一人一人に合わせた運動やストレッチを処方しています。
運動を行う場合は個人の責任において行ってください。

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