ウォーキングをしてお尻の外側が痛くて歩けないとお悩みの方

最近、市の特定健康診査を受けて中性脂肪とお腹周りが大きくなってきているのでもっと運動をしましょうと医師から注意されたので健康のためにウオーキングをすることにした。

毎日、会社から帰って30分歩いていたけれど、1万歩ぐらいは歩いたほうがいいと思い一日1万歩を目標にして歩いている。

歩き始めてから3ヵ月目くらいで体重が減り始めて今では2㎏も体重が落ちた。

それと同時に、右のお尻から太ももにかけて引きつるような違和感を感じるようになり初めは歩きすぎかなと思う程度であまり気にしていなかった。

それでもウオーキングを続けていると段々とお尻から太ももが痛くなり歩けなくなってしまった。

日常の生活では、今のところ支障はないのだけれど歩き始めて30分くらいから徐々に痛むようなる。

それからは歩く時間をへらして、YouTubeで足の筋肉を伸ばすストレッチをしているけれどなかなか痛みが取れない。

近くの整骨院に1週間に3回くらいマッサージに通って、マッサージをしてもらった時は楽になるけれど、30分ぐらい歩くと足の付け根から太もも裏が突っ張って痛くなる症状は変わらない。

ウオーキングで気をつけるべきこと

このように生活習慣病を気にして歩き始めて股関節に痛みが出てしまう人もいると思います。

あまり運動をしたことがない人が歩き始めると起こしてしまう間違いについてお話します。

1、ウオーキングをする際はジョギングシューズを履く

ウオーキングを始める方で多いのがきちんとしたシューズを履かずにウオーキングを始めることに注意してほしいです。

歩行では足が地面に接地するさいに体重の1.5倍の衝撃がかかると言われています。

人の足の形状はアーチがあることで、地面に着地する際にスプリングのように足が柔らかくなることで衝撃を吸収するような構造になっていて地面に着地します。

次に足をけりだす際は足の剛性を高めて足が硬くなることで前へ進む力を生みだして足が柔らかい足、硬い足になるのを繰り返しながら歩いているので足の形状がしっかりしていることはとても大切です。

ですからアシックス、アディダス、ナイキなどの靴は少し高いですが、ウオーキングやランニングのことをしっかり考えられた構造になっているので、そこの分厚いシューズ選びをしてほしいです。

健康のために歩いているのに体を痛めては何をしているか分からないのでウオーキングシューズを履いて歩いてもらいたいです。

2、姿勢の問題

現代人はオープンシザーズと言って開いたハサミのような姿勢で腰が反ってしまっている人が多いので、このような姿勢でウオーキングをすると骨盤が安定的に働きません。

骨盤が安定的に働かないと股関節も安定して機能しないので負担がかかりやすいです。

ですから反り腰でいると股関節のお尻側の筋肉が適切に働かなくなります。

適切に働かなくなり痛みが起こるようになるので、姿勢や関節の動きを正しく動くようにする必要があるのです。

当院の特徴

ストレッチと運動

障害が起こった患部を治療することはどこの治療院もしていることと思うのですが、患部を治療しても姿勢、関節、背骨が本来の位置に整っていないと患部に負担がかかります。

ですから姿勢や関節、背骨を整えるためのストレッチや運動が必要になります。

あくまでも治療をしたうえで、治療の効果を持続させて、いい姿勢や関節、背骨の位置を定着させるためにストレッチや運動を行います。

運動の目的は、姿勢、関節、背骨を整えるための運動です。

治療を行っても姿勢、関節、背骨が正しい位置で的確に動かなければ、股関節に負担がかかるし、また患部の状態が悪いままでは運動をしても意味がありません。

運動は、治療の効果を維持し、いい姿勢、関節、背骨を正し位置で、正しく動かすことを継続させるために行うので、治療だけでも、運動だけでもダメです。

治療と運動の2つの事を行って初めて効果的に作用します。

整体と鍼の治療

多くの患者さんは痛いところがあると、体が硬くなった、筋肉が弱っているからと思ってYouTubeをみて効きそうな運動をチョイスして行う人がいます。

そういう事ではなく姿勢の悪さ、仕事での使い過ぎ、スポーツで関節に繰り返して負担をかけていると筋肉、靭帯、腱などの組織が徐々に悪くなり体が傷ついたと脳が認識するので痛みが起こります。

痛みの情報を脳が認識すると、普段は痛みを感じないような動作で痛みを感じるようになります。

例えば、腰を曲げる、伸ばす、捻るなど普段は痛みを感じない動作で痛みを感じるようになります。

通常は免疫力の力で傷ついた組織は、自己回復するのですが免疫力低下、寒冷、血流の低下から回復できなくなるので、整体や鍼(はり)で治療して正常にする必要があります。

整体の治療、鍼(はり)治療で傷んでいた筋肉、靭帯を治療することでが周りの正常な組織と同じ状態となり痛みを感じなくなります。

健康のためにウオーキング始めたけれどお尻から太ももが痛くなり思うように歩けないとお悩みの方は、治療と運動の当院にご相談ください。

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