足を組んで座っているとお尻の外側が痛くなる人の原因と対策
2025.10.25. 更新
座っているとお尻の外側が痛くなる…その原因と改善法

この記事では、
股関節まわりの動きの硬さが、腰やお尻に負担をかけ、
坐骨神経痛のような痛みにつながる理由をわかりやすく解説します。
事務の仕事などで長時間座っていると、お尻の外側が痛くなって座っていられないという方は少なくありません。
最初は足を組んでいるときだけ痛かったのが、最近では足を組まなくても痛くなってしまい、30分も座っていられない。
そんな状態になると、仕事にも集中できずとても辛いと思います。
クッションを敷いてみたり、YouTubeで見たストレッチを試したりしてもなかなか良くならない…
こうした症状の背景には、筋肉の使い方の偏りや骨盤の歪み、そして筋肉の過緊張が関係しています。
ストレッチだけでは痛みは改善しない
「体が硬いから痛いんだ」
「筋肉を伸ばせば楽になるはず」
そう思って一生懸命ストレッチをしていても、なかなか痛みが変わらない方は少なくありません。
たしかにストレッチには、血の流れを良くしたり、筋肉の柔らかさを保ったりする良さがあります。
しかし、すでにお尻に痛みが出ている場合は、筋肉・腱・靭帯などに負担がかかり続けて、傷んでいる可能性があります。
そのような状態で無理に伸ばしてしまうと、かえって痛みのある部分を刺激してしまい、症状が強くなることもあります。
ストレッチをすると、その場では少し楽になったように感じることはあります。
これは一時的に血の流れが良くなったり、筋肉の緊張がやわらいだりするためです。
ただ、体の使い方の偏りや、同じ場所に負担が集中している状態が変わっていなければ、しばらくするとまた元に戻ってしまいます。
つまり、痛みを改善するためには、ただ伸ばすだけではなく、
まずは負担が集中している体の状態を整え、痛みが出にくい使い方に変えていくことが大切です。
痛みの原因は、筋肉が衰えたからでも、単に体が硬いからでもありません。
仕事や日常の姿勢のクセ、長時間の同じ姿勢などで筋肉や関節に繰り返し負担がかかると、
筋肉や靭帯が炎症を起こしたり、神経が過敏になって痛みを感じやすくなったりします。
このような状態が続くと、
座っているときや車の運転中にお尻が痛くなるといった症状につながることもあります。
なぜ「足を組む」とお尻が痛くなるのか
足を組む姿勢は、見た目以上に骨盤に負担をかけています。
足を組むと、体の重さが左右どちらか一方に偏り、
片側の骨盤にばかり荷重がかかる状態になります。
この状態が続くと、
同じ側のお尻の筋肉ばかりが使われ続けることになり、
筋肉が休めない「使い過ぎ(オーバーユース)」の状態になります。
特に、お尻の深い部分にある梨状筋(りじょうきん)は、
骨盤と太ももをつなぎ、股関節を安定させる重要な筋肉ですが、
この筋肉に負担が集中すると、緊張が抜けにくくなります。
その結果、お尻の外側や太ももにかけて
重だるさや痛みを感じるようになります。
さらに、足を組むクセが続くと、
お腹まわりの筋肉(腹斜筋など)がうまく使われなくなり、
骨盤を支える力も低下していきます。
すると、お尻の筋肉にかかる負担がより強くなり、
痛みを繰り返しやすい状態になってしまうのです。
なぜ筋トレしても良くならないのか
「座りっぱなしだから筋肉が弱っている」と思って、お尻の筋トレを始める方も多いですが、
痛みが出ているときに筋肉を鍛えても、すでに緊張が強い筋肉にさらに負担をかけるだけです。
硬くなったゴムをさらに引っ張るようなもので、かえって悪化することがあります。
大切なのは、「弱っているから鍛える」のではなく、
「働きすぎている筋肉を休ませ、使えていない筋肉を使えるようにする」ことです。
つまり、“バランスを取り戻す”ことが最も重要なのです。
当院での治療方針
当院では、まず「なぜ痛みが起こっているのか」を姿勢や動作の分析から見極めます。
どの筋肉が働きすぎているのか、どの部分が動いていないのかを把握したうえで、
整体や鍼(はり)を用いて回復を促します。
■ 整体治療
整体では、筋肉や関節のバランスを整え、骨盤や背骨の歪みを改善します。
これにより、筋肉の緊張が和らぎ、血流が回復して痛み物質が減少します。
痛みを感じる部分への圧迫が取れることで、体は自然と回復しやすい状態に戻ります。
■ 鍼(はり)治療
鍼治療では、深部の筋肉や靭帯など、手技では届かない部分を直接刺激します。
梨状筋やその周囲の深層筋にピンポイントでアプローチできるため、鎮痛効果が高く、
慢性的に続く痛みにも効果的です。
また、鍼刺激によって血管が拡張し、酸素や栄養の循環が改善します。
結果として、傷ついた組織の修復が促され、痛みを感じる物質の発生も抑えられます。
ストレッチと運動で再発を防ぐ
治療によって痛みが落ち着いた後は、
再び同じ姿勢で痛みを繰り返さないように「正しい体の使い方」を身につけることが大切です。
姿勢や動作は筋肉だけでなく、脳や神経系が深く関わっています。
そのため、ただ筋肉をほぐすだけでは不十分で、“脳と体をつなぐ感覚”を整える運動が必要です。
正しい動作を繰り返すことで、体が「この動きが楽だ」と覚え、無意識でも良い姿勢を保てるようになります。
当院では、こうした再発防止のための運動(モーターコントロールトレーニング)も行っています。
自宅でできる梨状筋ストレッチ
最後に、座りっぱなしでお尻の外側が痛くなる方におすすめのストレッチをご紹介します。
床に座り、片膝を90度に曲げて前に出します。
反対の手を前に伸ばして、鼻から息を吐きながら体を前に倒します。
30秒静止し、左右を2セットずつ行いましょう。
呼吸は必ず鼻呼吸で行ってください。
鼻からの呼吸には「一酸化窒素」が含まれており、血管を拡げて筋肉の緊張をやわらげる作用があります。
口呼吸よりも酸素の吸収効率が高く、リラックス効果もあります。
※痛みが強いときは無理をせず、まずは治療で筋肉を回復させてから行うようにしましょう。
座りっぱなしでお尻や腰に痛みを感じている方は、
自己流でストレッチや運動を続けても、
負担のかかり方が変わらないままになることが多く、
なかなか改善しないケースも少なくありません。
今の状態は、
同じ姿勢や体の使い方が続いたことで、
一部の筋肉に負担が集中し、
体が回復できない状態になっている可能性があります。
当院ではまず、整体や鍼で体が回復できる状態をつくり、
負担が集中している筋肉や神経の状態を整えます。
鍼の刺激が神経や血流を通じて体の調整反応を引き出し、
筋肉の緊張が自然に落ち着き、血の流れが良くなることで、
痛みが抜けやすい状態に整えていきます。
そのうえで、
お尻や股関節だけでなく、
体全体の動きのつながりを整える運動を行い、
偏った使い方を改善していきます。
この運動は、
筋肉を鍛えることが目的ではなく、
脳から神経、筋肉への伝わり方を整え、
体の使い方を再学習していくためのものです。
施術で整えた状態を維持しながら、
動きのクセを変えていくことで、
痛みを繰り返さない体に変えていきます。
「何をすればいいのか分からない」
「なかなか良くならない」
「このままでいいのか不安」
と感じている方は、
自己流で続けるのではなく、
施術と体の使い方の両面から整えていく当院にご相談ください。
「歩くと痛くなるから歩き方の問題だ」と考えてしまいがちですが、
実際には日常の体の使い方の積み重ねによって、
負担が集中しているケースも多くあります。
実際に、運動やストレッチを続けていても改善しなかった方が、
体の使い方を整えることで変化した症例もあります。
長年続いた右お尻~ふくらはぎの痛みで悩んでいた55歳男性のケース
大阪市鶴見区放出で坐骨神経痛でお悩みの方は、ワイズボディケア整体、ワイズはりきゅうへお気軽にご相談ください
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