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立っていると痛くなる腰痛を改善するには

2022.09.09. 更新

台所で料理を作っていると段々と腰に違和感が起こり、怠くなってくる。

最初のうちは、腰の張りと、怠さだけだったけど、最近では料理の姿勢から腰を伸ばそうとすると直ぐに腰が伸びない。

10分~15分料理をしていると腰が痛くて・・・

洗い物が多い時も前かがみの姿勢が長くなってしまうので辛い。

10分毎に腰を伸ばして、中腰の姿勢が長くならないように工夫しているけれど、そんなことしていたら料理がはかどらない。

腰痛が毎回起こるので、料理を作るのが苦痛になってきて、あまり台所に立ちたくない。

元々、料理を作るのが好きで、楽しかったのに・・・

台所で料理を作る時、腰が痛いと毎日苦痛ですよね。

家事と言うのは重労働で、中腰の姿勢が多く腰に負担がかかる場面が多いと思います。

一日に3回は台所に立つわけですから、どのような姿勢が腰痛の原因になるのか知ってもらう事も大切ではないかと思います。

台所で調理する際、姿勢の問題

前かがみの姿勢になると頭の位置が前方に移動し、体の中心から遠くなるため腰の筋肉や靭帯に負担となり、カラダが不安定な状態で料理をすることになります。

人の頭の重さは、体重の約10%程度だと言われています。

50㎏の人だと頭の重さは5㎏になりますから、中腰の姿勢が深ければ、体は不安定となり腰、背中の筋肉の緊張が高まりより腰に負担をかける事になるのです。

流し台の高さが自分に合っていない

台所で効率よく料理を作るには、理想的な流し台の高さがあります。

身長÷2+5~10㎝と言われています。

身長160㎝の人でしたら、85㎝~90㎝ぐらいが理想的な高さになります。

流し台の高さが自分の体に合っているのか測ってみてください。

毎日使うシンクの高さが合わないのは腰に負担がかかってしまします。

低い場合は、中腰の姿勢が深くなるので負担がかかりやすく腰痛の原因になっている可能性があります。

流し台の高さが合っていないからといって簡単に買い替えることは難しかったり、また賃貸のマンションでしたら流し台を替えることは不可能だと思います。

ですから身体がより安定した姿勢で立てるように足の位置を変えてみるのも一つです。

両足で立っている時に、両足の足の裏とその間が広いと安定して立つことができます。

反り腰の姿勢

立っている姿勢が反り腰になっている可能性があります。

反り腰とは骨盤が過度に前傾(前に倒れる)してしまい、腰骨の周辺の筋肉が緊張しすぎてしまっている状態です。

このような姿勢の人は筋肉の過度の緊張で腰に負担がかかり腰痛が起こりやすいです。

同じ動作の繰り返し、長時間の同じ姿勢、過度のスポーツ、日常の生活習慣(座り方の癖など)で知らず知らずのうちにカラダを歪ませたり筋肉に負担をかけて腰痛が起こることがあります。

当院が腰痛の患者さんにできること

カラダの不調の原因が、カラダの歪や日常のカラダの使い方にあるのだとすれば施術だけではなく、姿勢やカラダの動かし方のクセを直すことです。

このカラダから発する痛みというサインに対し、マッサージをしたり押したり、揉んだりして筋肉をゆるめても、すぐに戻ってしまいます。

当院では使い過ぎている筋肉を整体やはりの施術で筋肉の緊張をゆるめ血液循環を改善、使えていない筋肉を使えるようにする運動をすることです。

この施術と合わせて、姿勢やカラダの使い方のクセを直す運動をすることでバランスの取れた痛みのない体へと変化していくはずです。

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