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朝起きるとクビが動かない人の原因と治療

2023.05.03. 更新

スマホでゲームをすることが多く、会社から家に帰るとご飯を食べるまでずっとゲームをしている。

食事が終わってもお風呂に入るまでの間もずっとゲームをしていて1日4~5時間はゲームをしていた。

ある日、クビに違和感を感じて肩こりかなと思って家にあった湿布をクビに貼っていた。

2~3日して朝起きると首が急に右に回らなくなっていた。

クビが痛くてもゲームを続けていたら、まったくクビが動かなくなって右の肩から腕のほうまで痺れてきて痛みで夜も眠れなくなってしまった。

心配になり、病院で診てもらったら骨には異常なしと言われたがストーレートネックになっていると言われ湿布と痛み止めの薬で様子を見ましょうと言われた。

このような症状で当院を受診された患者さんがいたのですが、ストレートネックとはどんなものものなでしょうか?

ストレートネックとは

クビの骨は全部で7個あり、生理的彎曲と言ってクビの骨が前方(前側)に彎曲しています。
ストレートネック

画像のような姿勢だと頭が前に出てしまい、顎を突き出した姿勢になります。

頭の重さは5㎏ぐらいあるので、5㎏もある頭を支えているクビには大きな負担となります。

頭部が前方に5㎝出ると頭の重さがクビにかかる負担は2倍にもなります。

後頭部にある後頭下筋と言う筋肉があり、頭の位置の制御を感知し、制御している筋肉が過剰に緊張してしまうと正常に働かなくなります、

そうすると持続的にクビの前にある椎前筋という筋肉が引き伸ばされて正常な働きができなくなります。
後頭下筋

クビが前方に出た姿勢になると頭は下向き、常に転がるような力が働き、クビの後ろ側の筋肉が過剰に緊張して、筋肉の血流が悪くなります。

そのような状態で4~5時間もの間このような姿勢になってスマホを操作していたらさすがにクビは悲鳴をあげてしまうと思います。
ストレートネック

クビの骨を支えている筋肉は過剰に緊張し、循環不良を起こした筋肉は酸欠の状態となり脳から痛みを感じる物質が出されてコリや痛みが起こるようになります。

コリや痛みは筋肉痛のような症状として起こるのですが、通常は入浴やストレッチなどの簡単な運動で血流が改善し数日ないし数週間でコリや痛みなどは改善することが多いです。

しかしこのような事を繰り返し「過労、ストレス、睡眠不足、冷え、血流の悪化」などがおこると自己回復力が低下して痛みが回復しなくなります。

自己回復力が低下した体は疲労が蓄積して慢性的な痛みになり、もう入浴やストレッチなどでは回復しなくなります。

このような段階になると専門家治療を受けないと体は良くならないでしょう。

当院の治療の特徴

整体と鍼(はり)
その方法は整体と鍼(はり)の施術になります。
通常のマッサージや鍼治療では表面の筋肉を解したり、ツボに鍼を打つは場合は、ツボは体の表面に存在しているので表面の血流しか良くなっていない場合が多いのです。

当院の整体や鍼(はり)治療は、体の奥深くの関節、背骨、骨に着く筋肉のコリを取り血流を良くする施術ですから体の奥深くがほぐれて芯から血流が改善します。
深層部のコリを改善

鍼(はり)治療の特徴
しんきゅうといえば普通はツボに鍼(はり)を打ったり、お灸を据えるイメージがあるかもしれませんが、当院で行う痛みの治療は、従来から行われている東洋医学的な考えは一切排除した鍼(はり)治療を行います。

痛みの「発信源」を運動解剖学、生理学をもとに現代医学的な考えで深層部の筋肉を治療し痛みやしびれの症状を改善に導きます。

使い過ぎて悪くなった筋肉は体の表面ではなく、深いところに存在している事が多く姿勢、動作を詳細に調べ痛めている患部を把握し治療する必要があります。

この悪くなったポイントをしっかり施術できるか、できないかで施術効果に大きな差が出ます。
鍼(はり)治療の効果
鍼(はり)の治療は直接、深部の筋肉を刺激することが出来るため鎮痛効果が高いです
・深部の筋肉の凝りを和らげて血流を改善
・血液循環の改善により老廃物の除去と栄養状態を改善
・患部の痛み物質の生成を止め、鎮痛効果を高める

患部の再生力を促すには治療回数、治療頻度が大切になりますので定期的な通院が必要になります。

鍼(はり)の治療が苦手な方には無理に薦めるようなことはしません。

整体での治療は、時間は少しかかるかもしれませんが、効果は望めます。

施術開始時は、患部の状態が悪いので、状態をいかに早く良いサイクルに導いていくことが早期回復に繋がります。

そのためには施術回数、頻度が大切です。

ストレッチと運動

クビの治療をして血流が良くなりコリが取れてもストレートネックの姿勢がよくなっていなければ、またクビに負担がかかり同じことの繰り返しになりますから痛みをよくした上で姿勢を改善することはとても大切です。

痛み改善では、運動の目的は体を鍛えて筋肉を強くすることではありません。

運動の目的は痛みを改善し、クビがもつ本来の機能を獲得し、しっかりと働くようにすることですから「治療を行った上で治療の効果を持続させて、いい姿勢が定着するようにする」ことが大切です。

ストレッチや運動は女性でも簡単に行ってもらうことができます。

運動の一例
体の機能を改善する運動
鍛えるのが目的ではないので繰り返し数回、ストレッチのような運動を行ってもらうだけです。

どこに行ってもクビの痛みが改善しないとお悩みの方は運動と治療のハイブリット療法のY´s body care整体 Y´sはりきゅうへお問い合わせください。

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