車の運転でお尻が痛い…それ、坐骨神経痛ではなく筋肉が原因かもしれません
2025.10.13. 更新
車の運転でお尻が痛い…それ、坐骨神経痛ではなく筋肉が原因かもしれません
車の運転をしていると左の腰から左のお尻が痛くなる。
それでも我慢して運転を続けていると、今度は左のふくらはぎの横が痛みだす。
初めは「大したことない」と思っていたが、最近ではデスクワークで椅子に座っていても30分ほどで痛みが出てくるようになった。
立ち上がって3分ほどゆっくり動いていると引きつり感が和らぐため、一時的なことだろうとあまり気にしていなかった。
しかし、日によって痛みの強さが変わり、ソファーから立ち上がる時にピキッとした痛みが腰やお尻に出るようになってきた。
毎日のウォーキング後に階段を昇ろうとすると、また「ピキッ」と痛みが走り、階段を上がるのも辛くなってきた。
段々と症状が酷くなったため病院でレントゲン検査を受けてみると、「異常なし」と言われ、症状から坐骨神経痛だと診断された。
このようにお尻や太ももの裏の痛みで病院に行くと「坐骨神経痛」と言われ、レントゲンで異常がないと原因不明とされることも少なくありません。
当院があなたにできること
筋肉は体を動かす原動力
体を動かすのは筋肉です。筋肉が伸び縮みすることで関節が動き、姿勢を保つことができます。
しかし、同じ姿勢や動作を繰り返すと、筋肉は使いすぎや使われなさすぎでアンバランスになり、硬くなりやすくなります。
骨の問題は手術でしか対処できないこともありますが、筋肉の問題であれば施術や運動で改善できる可能性があります。
当院では、筋肉や筋膜の使いすぎによって起こる痛みを筋筋膜性腰痛として捉え、
腰や股関節まわり、太ももの筋肉を中心に治療を行い、痛みの改善を目指します。
施術と運動を組み合わせた「ハイブリッド療法」
緊張した筋肉を緩めるだけでは、時間が経つとまた元に戻ってしまいます。
やみくもにYouTubeの体操をしても効果を感じない方が多いのは、長年の体の使い方のクセや姿勢の乱れが原因で、筋肉が間違った使い方を覚えてしまっているためです。
当院が大切にしている2つのステップ
- 治療:患部の筋肉や神経の緊張を和らげ、神経の興奮を抑える
- トレーニング:使えていない筋肉を意識的に動かし、正しい動きを身につける
使いすぎている筋肉を治療で休ませ、使えていない筋肉を意識的に動かす。
この2つを組み合わせることで、痛みが戻りにくいバランスのとれた体へと変化していきます。
坐骨神経痛とは
坐骨神経は、人体で最も太く長い神経です。腰からお尻、太ももの裏を通り、枝分かれしながら足の先までつながっています。
この神経の通り道に沿って痛みやしびれが出る状態を「坐骨神経痛」と呼びますが、実際には病名ではなく症状の名前です。
多くの場合、腰椎椎間板ヘルニアなどで神経が圧迫されると考えられていますが、
最近の研究では、筋肉・靭帯・筋膜といった軟部組織のトラブルによっても同じような症状が起こることがわかっています。
このような症状の方は注意が必要です
腰やお尻の痛みの中には、筋肉や神経の問題だけでなく、重い病気が隠れているケース(レッドフラッグ)もあります。
次のような症状がある場合は、早めに専門医での検査を受けましょう。
- 過去に「がん」の治療歴がある
- 思い当たる理由のない体重減少が続いている
- 安静にしていても強い痛みが出る(夜間痛)
- 長期間ステロイド薬を使用している(骨が弱くなりやすい)
これらの症状は、骨へのがん転移(転移性骨腫瘍)や背骨の感染(化膿性脊椎炎)の可能性を示すサインとされています。
このような状態では筋肉や関節の施術よりも、まず画像検査(MRI・CTなど)による精査が必要です。
自己判断せず、整形外科や専門医での受診をおすすめします。
排尿・排便の異常、足の麻痺がある場合はすぐに受診を
- 尿が出にくい、または漏れてしまう
- 便が漏れる、便意を感じにくい
- 足に力が入らない、感覚が鈍い
- 股のあたり(会陰部)がしびれる
これらは馬尾神経症候群と呼ばれる、脊椎内の神経が強く圧迫されている状態の可能性があります。
放置すると回復が難しくなることもあるため、すぐに医療機関を受診してください。
この注意事項の医学的根拠(エビデンス)
これらの「注意すべき症状(レッドフラッグ)」は、国内外の腰痛ガイドラインで共通して示されています。
- 日本整形外科学会『腰痛診療ガイドライン2021』では、
「がんの既往、原因不明の体重減少、発熱、夜間痛、ステロイド使用、神経麻痺、排尿・排便障害」は
精密検査を要する警告症状(レッドフラッグ)として明記されています。 - NICE(英国国立医療技術評価機構)ガイドライン
Low back pain and sciatica in over 16s(2016)でも、同様の症状を「早急な専門評価が必要なサイン」と定義しています。 - 米国内科学会(ACP)および米国整形外科学会(AAOS)による臨床指針でも、
「悪性腫瘍の既往、体重減少、安静時痛、ステロイド使用歴、発熱、排尿障害」などを
画像検査や専門診療の適応とする基準としています。
(参考文献)
・日本整形外科学会『腰痛診療ガイドライン2021』南江堂
・NICE Clinical Guideline: Low back pain and sciatica in over 16s (NG59, 2016)
・Chou R et al., Ann Intern Med, 2017;166(7):514–530.
・Henschke N et al., BMJ, 2009;339:b3829.
今までの概念にない新しい治療アプローチ
これまで「坐骨神経痛=神経の圧迫」と考えられてきましたが、近年では筋膜や靭帯、骨膜などの組織が痛みを引き起こすことも明らかになっています。
そのため、手術を検討されている方でも、筋膜リリース療法やトリガーポイント療法によって症状が改善するケースもあります。
一度、筋肉や筋膜からのアプローチを検討してみてください。
まとめ
腰やお尻の痛みの多くは、筋肉や関節、神経のバランスを整えることで改善が見込めます。
しかし、上記のような全身性のサインがある場合は、整体やリハビリの前に、まずは医療機関で原因を確認することが重要です。
痛みを繰り返さないためには、コリを取る治療や定期的なメンテナンス、そして動きを改善するための運動の継続が欠かせません。
Y’s body careでは、「治す」だけでなく「戻らない体を育てる」ことを目的に、整体・鍼灸・動作トレーニングを組み合わせてサポートしています。
つらい痛みを我慢せず、ぜひ一度ご相談ください。
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