坐骨神経痛が良くなったり悪くなったりする理由|原因は“体の使い方”かもしれません
2025.11.29. 更新
坐骨神経痛が良くなったり悪くなったりする理由|原因は“体の使い方”かもしれません

こんな経験ありませんか?
「しばらく調子が良かったのに、また腰やお尻が痛くなってきた…」
「湿布を貼ったりストレッチをすると良くなる日もあるのに、また戻ってしまう」
「歩ける日と歩くのがつらい日がある」
坐骨神経痛の症状は、良い日・悪い日をくり返しながら変化しやすい特徴があります。
これが不安や焦りにつながり、
「もう一生良くならないのでは…」
と悩む方もいます。
ですが安心してください。
症状が波のように変化する時期=悪いことではありません。
むしろ、体が変わる過程でよく起こる現象です。
ここからは、なぜ症状が安定しないのか、その理由と改善の方向性についてやさしくお伝えします。
坐骨神経痛が良くなったり悪くなったりする理由(筋肉が原因の場合)
坐骨神経痛は、ヘルニアや狭窄症が原因と思われがちですが、実際にはそうではなく、
👉 筋肉が原因で起こる坐骨神経痛は、筋肉の硬さや使い方のクセによるものがとても多いです。
例えば、
長時間のデスクワーク
足を組むクセ
スマホ姿勢
ソファにもたれた姿勢
片足体重で立つ習慣
腰を反らせて歩くクセ
歩く・座る・立つ動きに偏りがある
こうした習慣が積み重なることで、同じ筋肉ばかりに負担がかかり、硬くなって血流が悪化します。
筋肉が硬くなると、
血流が悪くなる
神経が刺激されて興奮状態になりちょっとした動き、姿勢の変化で痛みを感じる。
お尻や太ももの筋肉が引っ張られる
特定の動きで痛みやしびれが出る
といった状態が起こりやすくなります。
つまり、症状が不安定なのは「病気が進行している」のではなく、
体の使い方がまだ安定していないサインです。
原因は“体の使い方のクセ”
坐骨神経痛は、筋肉そのものが問題なのではなく、もっと根本の
「体をどう使っているか」
が関係しています。
例えば、
よくあるクセ:起こりやすい反応
座る姿勢が丸まる:お尻の筋肉が引っ張られる
片足に体重をかける:骨盤がねじれて片側が硬くなる
歩くときに骨盤が動かない:お尻の筋肉が働きにくい
足が前に出にくい歩き方:太もも前とふくらはぎに負担
筋肉は本来、バランスよく働くことでスムーズに体を支えてくれます。
しかし、同じ動きのクセが続くと、一部の筋肉だけが使われすぎて硬くなり、また逆に働きにくい筋肉も出てきます。
このアンバランスこそが、坐骨神経痛が良くなったり悪くなったりする最大の要因です。
改善のカギは「鍛えること」ではなく、正しく動かすこと
多くの方が、
「ストレッチすれば良い」
「筋トレすれば良い」
と思ってしまいがちですが、実は大切なのは正しい動き方を体に思い出させることです。
ここで重要になるのが、
🔹体のセンサー(固有受容器)
🔹体の動きをコントロールする働き(モーターコントロール)
難しい言葉ですが、やさしく言うとこうなります👇
「どこをどう使うか、体に教えながら動かす」こと。
例えば、
お尻が働く感覚
骨盤が左右に動く感覚
足が軽く前に出る感覚
腰ではなく股関節が動く感覚
こうした感覚が育つことで、筋肉にかかる負担が分散し、痛みが戻りにくい体になっていきます。
当院が大切にしている考え方
坐骨神経痛は、「その場だけ良くなるケア」ではなく、
👉 体の使い方が変わること
で、安定してくる症状です。
当院では、硬くなっている筋肉(トリガーポイント)に鍼の刺激を入れることで、神経や血流が働いて、筋肉の緊張が自然に落ち着く反応を引き出します。
⚫ トリガーポイント鍼とは?
トリガーポイントは、普段の姿勢や体の使い方のクセで筋肉に負担が偏り、
同じ姿勢が続く
柔らかく動かない
血行が悪くなる
筋肉が緊張したまま休めない
神経の興奮がたかぶる
といった状態が続いたときにできやすくなります。
たとえば坐骨神経痛のように、お尻や太もも~ふくらはぎに痛み・しびれが広がるケースでも、神経ではなく、このトリガーポイントが原因のことがあります。
⚫ トリガーポイント鍼の特徴
通常の鍼では「ツボを狙う」ことが多いですが、
トリガーポイント鍼は“硬くなっている筋肉にできたシコリそのもの”にピンポイントで刺激を与えます。
鍼を打つことで👉
筋肉にたまった緊張がゆるみやすくなる
血流が良くなり、筋肉が回復しやすくなる
体の感覚が整い、無意識の動きのクセが変わりやすくなる
といった体の調整反応が起こります。
刺激をきっかけに体が自然と変わっていくイメージです。
そのうえで、
座り姿勢
歩き方
体の軸の使い方
骨盤や股関節のうごき
こうした部分を少しずつ整えていくことで、再発しにくい体へ導きます。
「痛みが出ない動き方」を身につけることが、坐骨神経痛改善のゴールです。
まとめ|波の時期は体が変わる途中
症状が良くなったり悪くなったりするのは、
✖️悪化ではなく
⭕️まだ動きが安定していないサイン。
焦らず、「体の癖に気づく期間」だと思ってください。
✨最後に——
坐骨神経痛は、正しい方向に進めば必ず落ち着いていきます。
「少し良くなったのにまた痛い…」
その状態こそ、改善のチャンスです。
一緒に、痛みの戻りにくい体を目指していきましょう。
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