動きと体の使い方から考える股関節の違和感
2026.01.16. 更新
股関節の痛みや違和感は、どんなときに出やすい?
股関節の違和感や痛みについて、来院される方からよく聞くのは、
・歩き始めに引っかかる感じがある
・立ち上がりでズーンと重くなる
・階段や坂道でつらくなることがある
・あぐらや靴下を履く動作がやりにくい
・日によって楽な日とつらい日がある
・左右差が出やすいが、固定ではない
こうした特徴は、一般的に股関節まわりに違和感を訴える方に多く見られる傾向とされています。
ただし、これらの症状が「股関節だけの問題」で起きているとは限らない、
という視点がとても大切だと当院では考えています。
股関節は「支える」と「動かす」を同時に担う関節
股関節は、体重を支えながら大きな動きを行う関節です。
歩く、立つ、座る、向きを変える、階段を上る。
こうした日常動作のほとんどに関わっています。
そのため、股関節は単独で働くというより、
腰・骨盤・膝・足首と強く連動しながら動いています。
どこか一か所の動きが小さくなると、
「その分を股関節ががんばる」という形になりやすく、
負担が集中しやすい関節でもあります。
また、安定させようとして力を入れすぎるほど、
かえって動きが小さくなりやすい、という特徴もあります。
「変形」や「年齢」だけで説明しない理由
股関節の違和感について、
「年齢のせいですね」
「変形があるから仕方ないですね」
と言われた経験がある方も少なくありません。
もちろん、年齢や関節の形の変化が関係するケースもあります。
ただ、それだけで今の違和感や痛みのすべてを説明できるとは限らない、
というのが臨床の中で感じる実感です。
同じような年齢、同じような画像所見があっても、
ほとんど気にならない人もいれば、
日常動作がつらくなる人もいます。
この違いを生むのが、「体の使い方の積み重ね」だと考えられています。
当院が考える、股関節の負担が偏る流れ
当院では、股関節の違和感について、
次のような流れで説明することが多いです。
生活習慣
→ 同じ姿勢・同じ体の使い方が続く
→ 股関節・骨盤・体幹の動きが小さくなる
→ お尻や太ももの筋肉に負担が偏る
→ 股関節に違和感や痛みが出やすくなる
たとえば、
・長時間の座位
・足を組む、片足重心
・歩幅が小さい歩き方
・腰や体幹の動きが少ない生活
こうした習慣が続くと、
特定の筋肉や関節ばかりが使われ、
別の部分はほとんど動かなくなっていきます。
その結果として、股関節の動きが制限されやすい状態になる、
と考えられるケースがあります。
姿勢は「整えるもの」ではなく「動いた結果」
「姿勢を良くしましょう」と言われることは多いですが、
当院では、姿勢は“形”として整えるものではないと考えています。
姿勢とは、
筋肉・関節・骨盤がスムーズに動いた結果として、
自然に現れる“状態”です。
つまり、
姿勢の形や骨盤の角度を無理に意識するより、
・どこが動いていないのか
・どこに負担が偏っているのか
という“動きの中身”を見直すことの方が、
股関節の違和感を考える上では大切になります。
体の使い方を決めている「見えない要素」
私たちの体の使い方は、
「意識して動かしている部分」だけで決まっているわけではありません。
関係しているのは、
・筋肉・関節・骨盤の動き
・固有受容器(位置や動きを感じる感覚)
・呼吸(体幹の安定や力の伝達)
・モーターコントロール
・小脳・脳幹による無意識の姿勢・動作制御
この無意識の制御があるからこそ、
私たちは「考えなくても」歩けたり、立てたりしています。
逆に、
「股関節を動かさなきゃ」
「ここを意識しないと」
と強く意識しすぎるほど、
動きがぎこちなくなる方も少なくありません。
これは、無意識の調整に“割り込み”が起きるためと考えられています。
当院の整体・鍼灸の考え方
当院では、股関節の違和感に対して、
股関節そのものだけを見るのではなく、
・お尻
・太もも
・体幹
など、股関節の動きに影響しやすい筋肉の緊張に着目します。
トリガーポイントを基準に、
筋肉の緊張や使われ方の偏りを確認しながら、
股関節が動きやすく、負担が偏りにくい状態を目指すことを目的としています。
表現としては、
「〜を目的としています」
「〜しやすい状態を目指します」
「〜をサポートします」
という形で、体の変化を支える立場を大切にしています。
体の使い方とエクササイズの考え方
エクササイズについても、
当院では「鍛えること」自体を目的にはしていません。
目的は、
・股関節・骨盤・体幹の連動を思い出す
・使いすぎた筋肉を休ませる
・動きの選択肢を増やす
結果として、
「動作が楽に感じられるケースが多い」
という傾向が見られることがありますが、
これは体の状態によって異なります。
大切なのは、
「正しく動かそう」と頑張りすぎないこと。
無意識の調整が働きやすい環境をつくる、
という視点が重要だと考えています。
股関節の違和感を考えるときに大切なこと
股関節の痛みや違和感は、
・股関節だけの問題ではない場合がある
・年齢や変形だけでは説明しきれないことがある
・姿勢の形より、動きの積み重ねが大きく関係する
こうした視点を持つことで、
「どう動いてきたか」
「どんな使い方が続いてきたか」
を、落ち着いて見直しやすくなります。
体は、環境や使い方が変われば、
反応の仕方も変わっていく可能性を持っています。
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