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呼吸と姿勢の深い関係③

2025.11.09. 更新

呼吸と姿勢の深い関係③

外呼吸と内呼吸
外呼吸よりも「内呼吸」が大切

〜酸素を“取り込む”だけでなく“使える体”に〜

私たちは「深呼吸をしましょう」と言われると、肺にたくさん空気を入れることを意識します。
しかし、実は**“たくさん吸うこと”=“呼吸が上手”**とは限りません。
呼吸には「外呼吸」と「内呼吸」という2つの側面があり、
**“体の中で酸素を上手に使えるかどうか”**が健康に大きく関わっているのです。

<■ 外呼吸とは?

外呼吸とは、肺で酸素を取り込み、二酸化炭素を外に出す働きのことです。
つまり、「吸って吐く」という私たちが普段イメージする呼吸そのもの。

胸やお腹を大きく動かすことに意識が向きやすく、
“深呼吸=たくさん吸うこと”と思い込んでしまうのは、
この外呼吸ばかりを意識しているためです。

■ 内呼吸とは?

一方で内呼吸とは、肺から取り込まれた酸素が、
血液の中のヘモグロビンによって全身の細胞へ運ばれ、
実際に細胞の中でエネルギーを作り出す過程を指します。

つまり、「酸素を使ってエネルギーを作る力」こそが内呼吸なのです。
どれだけたくさん酸素を吸い込んでも、
それをうまく**“使えない”**状態では、体の中でエネルギーは作られません。

■ 酸素とヘモグロビンが“離れられるか”がポイント

酸素は血液中でヘモグロビンとくっついた状態で全身を巡ります。
ところが、体の中の環境(血液の酸性度・体温・二酸化炭素濃度など)が乱れていると、
この酸素がヘモグロビンから“離れにくく”なってしまいます。

この状態では、酸素が筋肉や脳の細胞に届いても使えず、
・疲れやすい
・肩こりや頭痛が抜けにくい
・冷えやすい
などの不調が出やすくなります。

つまり「酸素を取り込む」だけでなく、
「酸素を細胞が使える状態にする」=内呼吸を整えることが大切なのです。

■ 呼吸の質を確かめる簡単チェック

呼吸は姿勢を整えるうえで大切
内呼吸がうまく働いているかを調べる簡単な方法があります。
それが「鼻をつまんで息を止める」テストです。

普段どおりに息を吐いたあと、鼻をつまんで息を止めます。

苦しくなるまでの時間を測ります。

このとき、
・10秒もたない → 呼吸の質が低下している可能性
・20秒前後 → まずまず
・40秒以上 → 内呼吸がしっかり働いている

という目安になります。

これは「ボルグテスト」と呼ばれるもので、
体がどれだけ二酸化炭素を許容できるか=内呼吸の効率を測る指標にもなります。

■ 姿勢と内呼吸の関係

内呼吸を高めるには、実は姿勢が欠かせません。
猫背や反り腰などで胸郭(肋骨まわり)が硬くなると、
横隔膜(おうかくまく)がうまく動かず、呼吸が浅くなってしまいます。

呼吸が浅くなると、
酸素と二酸化炭素のバランスが崩れ、内呼吸の働きも低下します。
逆に、胸まわりが自然に広がり、背すじが伸びた姿勢では、
横隔膜がしっかり動き、呼吸がスムーズに。

これが「姿勢を整えることが呼吸を整える」理由です。
呼吸と姿勢は切っても切れない関係にあります。

■ まとめ:呼吸を“姿勢”で考える

多くの人は「息をたくさん吸おう」と意識しますが、
本当に大切なのは「酸素をうまく使える体」をつくることです。

そのためには、
・胸郭がしなやかに動く姿勢
・無理のない呼吸リズム
・内呼吸を支える血流と自律神経の安定

この3つが欠かせません。

呼吸を“姿勢”から見直すことで、
日々の疲れ、だるさ、集中力の低下も少しずつ改善していきます。

「深く吸う」よりも、「体の中で酸素を使える呼吸」を目指してみましょう。

大阪市鶴見区放出で施術と運動を組み合わせることで繰り返す痛みを改善に導きくワイズボディケア整体、ワイズはりきゅうへお気軽にご相談ください

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