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胸まわりが硬い人が坐骨神経痛を繰り返しやすい理由|“体の連動”から読み解く再発メカニズム

2025.12.12. 更新

はじめに|なぜ胸まわりが硬いと坐骨神経痛を繰り返しやすいのか?

胸周りの動きが大切
胸まわりが硬くなると、
・背骨のしなり
・骨盤の前後・捻る動き
・下半身との連動
といった 体幹全体の運動パターン に影響を及ぼします。

胸まわりが“原因そのもの”になるわけではありませんが、
動きが制限されることで負担が一部分に偏りやすくなり、結果として坐骨神経痛を繰り返す要因のひとつになり得ます。

これは臨床現場でもよく見られ、バイオメカニクス的にも説明可能な現象です。

胸まわりが硬くなると起きる3つの変化(科学的視点)

① 背骨のしなりが小さくなると、腰・骨盤の代償が増える

胸椎の可動性が低下すると、
体は動きの不足を「腰椎や骨盤の過剰な動き」で補おうとします。

これを 代償運動(compensatory movement) といい、研究でも確認されています。

・腰部屈曲・伸展の増加
・骨盤の過剰前傾・後傾
・片側への負担集中

これらが続くと、
お尻や太もも裏の筋肉が過負荷になりやすい状態になります。

② 呼吸が浅くなり、体幹の安定性が低下する

胸郭(胸まわり)の動きが小さくなると、
肋骨の広がりが減り、呼吸は上部優位で浅くなりがちです。

呼吸の浅さは以下に影響します。

・横隔膜の可動性低下
・腹圧の安定が弱くなる
・体幹の支持性が低下
→ その結果、
腰部・骨盤周囲の筋肉が“代わりに働きすぎる”状態になりやすい。

これは疼痛科学でも知られる“代償的過活動”の典型パターンです。

③ 体のセンサー(固有受容器)の働きが低下し、動作が不安定になる

筋緊張が続くと、
・関節位置感覚
・筋の張力感覚
といった固有受容器からのフィードバックが鈍くなり、
動きの精度が低下します。

動きが不安定になると、
特定の筋肉に負担が偏りやすくなり、痛みの再発を招きやすい状態が続きます。

これは「固有受容器のフィードバック低下と動作不良」の研究でも示唆されています。

なぜ胸まわりの改善が再発予防につながるのか?

胸まわりが動くようになると、

・背骨全体のしなりが改善
・骨盤の動きが滑らかになる
・下半身の過剰負担が減る

という運動連鎖の回復が起こります。

結果として、

・お尻・太もも裏の筋緊張の減少
・神経の過敏化が落ち着きやすくなる
・痛みの戻りにくい動作パターンが作られる

など、再発予防に直結する変化が見られます。

胸まわりは“原因”ではなく、
全身の動作を良くするための重要な調整ポイントと捉えるのが正確です。

当院のアプローチ|胸まわりと下半身を同時に整える理由

「深層の筋緊張・神経の過敏化を整えるトリガーポイント鍼」
は、科学的にも筋・神経・血流の複合メカニズムとして説明が可能です。

● トリガーポイント鍼とは?

深層筋に発生した硬結(trigger point)が、
・関連痛
・筋の過緊張
・神経の過敏化
を引き起こすことは多くの研究で報告されています。

鍼はその深い層へ直接アプローチできる治療手段です。

● 鍼で起こる反応(生理学的)

・局所血流の改善(hyperemia)
・神経興奮の低下(afferent modulation)
・筋緊張の軽減(反射・血流の両面)

これらによって
“痛みを繰り返しにくい筋・神経の状態”へ戻す効果が期待できます。

● 胸まわりと下半身の同時アプローチが有効な理由

・胸まわりの動作改善 → 全身の連動回復
・深層筋の調整 → 負担集中の解消
・動作パターンの再学習 → 再発予防

この3つが揃うことで再発リスクが大きく低下します。

まとめ|胸まわりを整えることは再発予防の“間接的な鍵”になる

胸まわりが硬いことは、坐骨神経痛の直接原因ではありません。
しかし、胸まわりの動きが低下すると体の連動が乱れ、
下半身の特定の筋肉に負担が集中しやすくなるため、再発につながる要因となり得ます。

胸まわり・背骨・骨盤・深層筋のバランスを整えることで、
痛みを繰り返しにくい体に近づくことができます。

大阪市鶴見区放出で坐骨神経痛でお悩みの方は、ワイズボディケア整体、ワイズはりきゅうへお気軽にご相談ください

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