歩く習慣は“未来への投資”。でも注意 ―「歩けば治る」は誤解です|研究でわかる歩数の目安と正しい始め方
2025.11.21. 更新
「歩けば治る」は誤解です|研究でわかる歩数の目安と正しい始め方

「健康のために歩こう」「運動は体に良い」と耳にする機会は多いと思います。
しかし実際には、何歩歩けばいいのか、どれくらい続ければいいのか、あるいは痛みがある場合どうすべきか迷ってしまう方も少なくありません。
筋トレや激しい運動をしなくても、日常生活の中で“歩く習慣”を少し増やすだけで、体は少しずつ良い方向へ変化していきます。
そして最近の研究では、歩数と健康に関する興味深い報告がいくつも出ています。
🔍研究が示す「歩数と健康リスク」の関係
**アメリカ国立衛生研究所(NIH)を含む研究チームが行った調査(JAMA Internal Medicine, 2020)**では、4,840人の成人を対象に歩数と死亡リスクについて分析されました。
その結果、
約4,000歩 → 基準
8,000歩歩く人 → 死亡リスクが約50%低い
12,000歩 → さらに死亡リスクが低下する傾向
と報告されています。
また、2024年のシステマティックレビュー(複数研究を分析した総合研究)でも、3,000〜7,000歩でも歩かない人と比べ健康リスクが低くなる傾向があるとまとめられています。
つまり研究では、
歩数が多いほど健康に良い影響が出やすい
ただし少ない歩数でも“歩かないより良い”
という流れが示されています。
⚠️ただし、ここで大切なことをお伝えします。
「歩けば腰痛や膝痛が治る」は正解ではありません。
当院にも、
「歩けば治ると思って、毎日1万歩歩いたら余計に痛くなった」
「ネットで“歩かないから悪くなる”と聞いて無理をした」
という方が多く来られます。
痛みがある体は本来の動きができていない状態です。
そのまま歩くと、
無意識に痛いところをかばう
左右差のある歩き方になる
同じ筋肉ばかり使う
正しいフォームが崩れる
こういったことが積み重なり、結果として 痛みが悪化する ことがあります。
つまり、
歩く=治る ではなく
、
歩ける体の準備をしてから歩くことで良い変化が起きる、が正しい順番です。
■歩くことで期待できる体の変化
歩行は単なる移動ではなく、体の中では多くの働きが起きています。
① 血流が整いやすい
歩く動作は、足やお尻の筋肉がポンプの役割を果たし、血流を助けます。
血流が良くなると体が軽く感じ、疲れを感じにくくなる方もいます。
② 自律神経が整いやすい
一定のリズム運動は自律神経の切り替えを助けると言われています。
「歩くと頭がスッキリする」という感覚は、実は身体反応でもあります。
③ ストレス耐性が上がる
歩行リズムは、気分を落ち着かせるホルモン(セロトニンなど)が働きやすくなるとも言われています。
④ 心臓・血管にやさしい
無理のないペースの歩行は、ハードな運動より継続しやすく、循環機能のサポートになりやすいと言われています。
⑤ 脳への影響
近年の研究では、歩く習慣がある人は記憶や判断力に関係する脳の領域(海馬など)が萎縮しにくい傾向があるとの報告もあります。
⑥ 健康寿命のサポート
足腰を使う習慣は、転倒予防・筋力維持・生活の自立性の保持にも関係すると言われています。
■無理に12,000歩を目指す必要はありません
大切なのは、
今より“+1,000歩”だけ増やすこと。
これなら、次のような工夫で十分実現できます👇
車 → 徒歩にできる範囲だけ変える
エレベーター → 階段
昼休みに5分散歩
一駅分だけ歩く
■痛みがある人ほど「順番」が大切
よくある間違い 正しい考え方
痛くても歩く → 治る 体を整える → 正しい歩き方ができる → 少しずつ歩数を増やす
痛みがある状態で無理をすると、動きのくせが強くなり、改善が遅くなることもあります。
■まとめ
研究では8,000〜12,000歩が健康維持に良い傾向
少ない歩数でも歩かないより良い
痛いまま歩けば良くなるは誤解
歩ける体に整え、そこから歩くことが大切
まずは今より+1,000歩から
🌿最後に
歩くことに必要なのは、
特別な道具でも、完璧な準備でもありません。
必要なのは、靴と少しの時間、そして続けてみようという気持ち。
未来の自分のために――
まずは今日、+1,000歩。
そこから始めてみませんか?
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