階段の上り下りで股関節が痛い理由|足だけで動いていませんか?
2026.01.20. 更新
はじめに|階段で股関節が痛くなる人へ
「階段を上るときに股関節がズキッとする」
「下りの方がつらい」
「平地は大丈夫なのに、階段だけ違和感が出る」
このような声はとても多く聞かれます。
一般的に「股関節が硬いから」「年齢のせい」「変形があるのでは」と不安になる方もいますが、階段で出る痛みや違和感は、股関節そのものだけの問題とは限らないと考えられています。
股関節は、体重を支えながら大きく動く関節です。
そのため、腰・膝・足首、そして体幹との連動がとても重要になります。
どこか一か所の動きが小さくなると、別の場所に負担が集まりやすくなり、その結果として股関節に違和感や痛みが出やすくなるケースがあります。
股関節の痛みによく見られる特徴
股関節の違和感や痛みには、次のような特徴が見られることが多いとされています。
・歩き始めや立ち上がりで違和感が出やすい
・階段や坂道でつらくなることがある
・あぐらや靴下を履く動作がやりにくい
・日によって楽な日とつらい日がある
・左右差が出やすいが、固定ではない
これらは「股関節だけが悪いから」起こるというより、体全体の動き方の偏りが関係していると考えられています。
股関節はどんな役割をしている関節か
股関節は、体の中でも特に大きな可動域を持つ関節です。
立つ、歩く、座る、方向を変える、階段を上る下りるといった日常動作の中心的な役割を担っています。
特徴として、
・体重を支えながら動く
・腰や膝、足首と強く連動する
・安定させようとして力を入れすぎると、かえって動きが小さくなりやすい
という性質があります。
そのため「安定させよう」「ブレないようにしよう」と無意識に力を入れすぎると、股関節本来のしなやかな動きが出にくくなり、結果として負担が偏りやすくなることがあります。
階段動作の特徴|なぜ負担が出やすいのか
階段の動作は、平地の歩行とは少し違います。
上るときには、
・体を持ち上げる力
・股関節と膝をしっかり曲げ伸ばしする動き
・体幹で体を支える力
が同時に必要になります。
下りるときには、
・体重をブレーキをかけながら支える
・片脚に体重が乗る時間が長くなる
・バランスを取りながら体を下ろす
という要素が強くなります。
このとき、もし
・腰や体幹の動きが少ない
・骨盤があまり動かない
・歩幅が小さい
・足だけで動こうとする
といったクセがあると、股関節周囲の筋肉に負担が集中しやすくなります。
「足だけで動いている」状態とは
階段で股関節がつらくなる方に多いのが、
「体幹や骨盤があまり動かず、足だけで動いている」状態です。
本来、階段動作では、
・体幹がわずかに前後に動く
・骨盤が左右にしなやかに動く
・股関節と膝、足首が連動する
という動きが自然に組み合わさります。
しかし、
・長時間の座位
・足を組む習慣
・片足重心
・体をあまり動かさない生活
が続くと、骨盤や体幹の動きが少しずつ小さくなっていきます。
その結果、階段でも「足だけ」で体を持ち上げたり、下ろしたりする動きになりやすく、股関節周囲に負担が集中しやすくなると考えられています。
生活習慣から痛みまでの流れ
当院では、次のような流れで股関節の違和感が出やすくなると考えています。
生活習慣
→ 同じ姿勢・同じ体の使い方
→ 股関節や骨盤の動きが小さくなる
→ お尻や太ももに負担が集中
→ 股関節に違和感や痛みが出やすくなる
たとえば、
・長時間座りっぱなし
・足を組む、片側に体重をかける
・歩幅が小さい歩き方
・腰や体幹をあまり動かさない
こうした習慣が積み重なることで、股関節の動きが少しずつ制限され、結果として階段など負荷のかかる場面で症状が出やすくなるケースがあります。
姿勢は「形」ではなく「結果」
「姿勢が悪いから股関節が痛い」と言われた経験がある方も多いかもしれません。
しかし当院では、姿勢は「整えるもの」ではなく、体がどう動いているかの結果として現れる状態だと考えています。
関節や筋肉がスムーズに動いていれば、
自然と立ち姿や歩き方も安定しやすくなります。
逆に、どこかの動きが小さくなると、体は無意識に楽な使い方に切り替わり、その結果として姿勢の形が変わっていきます。
股関節の問題も、
骨盤の角度や姿勢の形そのものより、
「どう動いているか」「どう使われているか」の積み重ねが先にある、
という流れで考えることが大切です。
体の使い方を決めている要素
体の使い方は、意識だけで決まっているわけではありません。
・筋肉や関節、骨盤の動き
・固有受容器(体の位置や動きを感じる感覚)
・呼吸による体幹の安定
・モーターコントロール(「考えなくても、体が自然にうまく動くしくみ」のことです。)
・小脳や脳幹による無意識の姿勢・動作制御
こうした要素が組み合わさって、私たちは無意識に体を動かしています。
「股関節を意識して動かそう」と頑張りすぎると、
かえって動きがぎこちなくなることがあります。
それは、本来無意識で行われている調整を、意識で邪魔してしまうためと考えられています。
階段動作も、自然な連動が働いている方が、負担が分散しやすい動きになりやすいのです。
当院の考えるアプローチ
当院では、股関節だけを見るのではなく、
お尻、太もも、体幹など、股関節の動きに影響しやすい筋肉の緊張に着目します。
トリガーポイントを基準に、
股関節の動きを邪魔している可能性のある部位を確認し、
股関節が動きやすく、負担が偏りにくい状態を目指すことを目的としています。
そのために、
・緊張が強くなりやすい筋肉へのアプローチ
・体の使い方が変わりやすい土台づくり
をサポートしていきます。
体の使い方を見直すことの意味
体の使い方を見直す目的は、「鍛えること」ではありません。
・股関節、骨盤、体幹の連動を思い出す
・使いすぎた筋肉を休ませる
・動きの選択肢を増やす
こうしたことを通して、
「階段の動作が楽に感じられるケースが多い」
という傾向が見られます。
ただし、体の状態や生活環境によって変化の出方は異なります。
無理に意識しすぎず、自然な動きが出やすい状態を整えていくことが大切です。
まとめ|階段の痛みは体全体のサイン
階段の上り下りで股関節が痛くなると、
「股関節が悪いのでは」と不安になる方が多いですが、
その背景には、体幹や骨盤、足の使い方の偏りが関係しているケースがあります。
生活習慣
→ 同じ姿勢・同じ体の使い方
→ 動きが小さくなる
→ 負担が一部に集中
→ 階段などで違和感が出やすくなる
この流れを理解することで、
「なぜ動作で症状が変わるのか」
「体の使い方をどう見直す必要があるのか」
が少しずつ見えてきます。
股関節だけに意識を向けるのではなく、
体全体の動きのつながりを見ることが、
階段のつらさを考える大切な視点だと当院では考えています。
大阪市鶴見区放出で股関節の痛みでお悩みの方は、ワイズボディケア整体、ワイズはりきゅうへお気軽にご相談ください。
★LINE限定トライアルキャンペーン★
40% OFF
LINEからのご予約・お問い合わせは
こちらから
- ラインからご予約して頂いた(※初回のみ)方に限り整体料金40%OFF
- LINEアカウントをお友達追加していただくことで、本キャンペーンを適応させていただきます。
