あぐらや床に座ったあと立ち上がると股関節が痛い理由|その原因は“体の使い方”かもしれません
2026.03.25. 更新
あぐらや床に座ったあと立ち上がると股関節が痛い理由|その原因は“体の使い方”かもしれません
「あぐらで座ったあとに立ち上がると股関節が痛い」
「床に座っていて、立ち上がる瞬間にズキッとする」
「最初の一歩がつらくて、しばらくすると少しマシになる」
このような股関節の痛みでお悩みの方は少なくありません。
こうした痛みが出ると、多くの方はまず自分で何とかしようとします。
痛いところを伸ばしてみる。
股関節をやわらかくしようと体操をする。
筋力が足りないのかもしれないと思って、脚を鍛えようとする。
もちろん、自分の体を良くしたいと思って行動すること自体は悪いことではありません。
ただし、痛みが出ているタイミングでは、その自己流の対処がかえって逆効果になることがあります。
なぜなら、そのときの体は、ただ「硬い」のではなく、すでに負担が集中して回復しにくい状態になっていることが多いからです。
股関節に痛みが出ているからといって、原因が股関節だけにあるとは限りません。
実際には、背骨や骨盤まわり、太もも、お尻の筋肉などがうまく連動せず、同じ場所ばかりに負担が集まった結果として痛みが出ていることが多くあります。
この記事では、あぐらや床に座ったあとに立ち上がると股関節が痛くなる理由を、できるだけわかりやすく説明します。
また、なぜ最初に整体や鍼などの施術が大切なのか、その後に何をしていくべきなのかについてもお伝えします。
床から立ち上がる動きは、股関節に負担が集まりやすい動作です
床から立ち上がる動きは、日常動作の中でも意外と負荷の大きい動きです。
椅子から立ち上がるときよりも、床から立つときは股関節を深く曲げる必要があります。
さらに、上半身を前に倒しながら体重を移動し、そのあと脚にしっかり力を伝えて体を持ち上げなければなりません。
本来この動きは、股関節だけで行うものではありません。
股関節、骨盤、背骨、上半身がうまく連動することで、体にかかる負担は分散されます。
ところが、実際にはこの連動がうまくいかず、いつも同じ場所ばかりで頑張っている方が少なくありません。
たとえば、
- ・お尻の筋肉がうまく使えていない
- ・股関節の動きが小さくなっている
- ・背骨や骨盤まわりがうまく動いていない
- ・太ももの前や外側ばかりに力が入りやすい
こうした状態があると、立ち上がるたびに同じところへ負担が集中します。
その結果、股関節の前や横、あるいは足のつけ根のあたりに痛みが出やすくなります。
痛みが出ているときの体は「回復が追いつかない状態」になっていることが多いです
ここで大切なのは、痛みが出ている体の状態を正しく理解することです。
痛みがあると、多くの方は「筋肉が硬いから伸ばそう」「弱いから鍛えよう」と考えます。
ですが実際には、痛みが出ているときの体は、単純に硬い・弱いというだけでは説明できないことが多いのです。
体には本来、日常でかかった負担を回復する力があります。
しかし、同じ姿勢や同じ体の使い方が続いて一か所に負担が集中すると、回復よりもダメージのほうが上回る状態になってしまいます。
つまり、
- ・使った分を回復しきれない
- ・疲れや重だるさが抜けにくい
- ・筋肉の緊張が落ち着かない
- ・少し動かしただけでも痛みが出やすい
という流れです。
このような状態では、良かれと思って行ったストレッチや体操が、さらに負担を増やしてしまうことがあります。
特に、痛いところを無理に伸ばす、深く動かす、頑張って繰り返すというやり方は、かえって症状を長引かせることがあります。
痛みが出たときに自己流のストレッチや体操で悪化することがある理由
股関節が痛いと、ついその場で何かしようとしてしまいます。
これはとても自然なことです。
しかし、痛みが出ている状態では、今の体に合っていない刺激を入れると悪化することがあります。
たとえば、
- ・痛いところだけを何度も伸ばす
- ・とりあえず脚を開く体操をする
- ・股関節まわりを強く動かす
- ・筋力不足だと思って急に負荷をかける
こうした対処は、うまくいくこともあれば、逆に痛みを強めることもあります。
なぜなら、問題は「股関節が硬いこと」そのものではなく、どこかの動きが足りないために、股関節だけに負担が集まっていることが多いからです。
つまり、負担が集中している原因を見ずに、痛い場所だけを何とかしようとすると、的が外れてしまうことがあります。
まず必要なのは、整体や鍼で「回復しやすい状態」をつくることです
このような股関節の痛みでは、まず最初に大切なのは体が回復しやすい状態をつくることです。
負担が集中して回復が追いつかなくなっている体に対して、いきなり自分で動きを増やそうとしても、うまくいかないことが多くあります。
その前に、体の興奮した状態を落ち着かせ、負担のたまりやすい筋肉や関節が少しでも動きやすくなる土台をつくることが重要です。
当院では、整体や鍼を組み合わせながら、その方の体の状態に合わせて施術を行っています。
整体では、負担がたまりやすい部分の緊張をやわらげ、動きにくくなっている関節や筋肉がスムーズに働きやすい状態を目指します。
また鍼では、表面を軽く刺激するだけでは届きにくい深い部分の筋肉にもアプローチしやすいのが特徴です。
鍼の刺激が神経や血流を通じて体の調整反応を引き出し、筋肉の緊張が自然に落ち着き血流が良くなることで、痛みが出ている部分だけでなく、その周囲の動きも整いやすくなります。
その結果として、
- ・神経の過敏さが落ち着く
- ・筋肉の緊張がやわらぐ
- ・血の流れが良くなる
- ・動かしたときのつっぱり感や引っかかり感が減る
といった変化が出やすくなります。
この土台ができてくると、その後に行う「体の使い方を整えるための練習」も進めやすくなります。
股関節の痛みは、痛い場所そのものが原因ではなく「結果」であることが多いです
ここはとても大事なポイントです。
股関節の前が痛い、横が痛い、足のつけ根が痛い。
そうすると「そこが悪い」と考えたくなりますが、実際には痛みは結果として出ていることが多くあります。
たとえば、
- ・お尻の筋肉がうまく使えていない
- ・太ももの外側ばかり使いすぎている
- ・骨盤まわりが固まりやすい
- ・股関節の動きが小さくなっている
- ・立ち上がるたびに同じ筋肉へ負担が集中している
このような状態が続くと、最終的に股関節まわりの一部が耐えきれなくなり、痛みとして表に出てきます。
つまり、痛みは「ここに負担が集中していますよ」というサインであって、必ずしも原因そのものではありません。
だからこそ、痛いところだけを見るのではなく、なぜそこに負担が集まったのかを考える必要があります。
その後に必要なのは、体の使い方のクセを整えることです
股関節の痛みが少し落ち着いてきたら、次に大切になるのが体の使い方のクセを整えることです。
ここを変えないままだと、一時的に楽になっても、また同じ生活の中で同じ場所へ負担が集中しやすくなります。
たとえば、床から立ち上がるたびに
- ・いつも同じ脚に頼る
- ・上半身をうまく使えない
- ・股関節が十分に動かず、太ももばかり頑張る
- ・お尻の筋肉が働きにくい
という状態が続けば、症状はぶり返しやすくなります。
そのため、施術で整えたあとには、負担が一か所に集まりにくい体の使い方を覚えていくことが大切です。
ここでいう「動きの練習」は、筋トレでも、むやみなストレッチでもありません
この段階で誤解されやすいのが、「結局は鍛えないといけないんですよね?」という点です。
ですが、ここで必要なのは、ただ筋肉を強くすることではありません。
また、やみくもに伸ばすことでもありません。
目的は、体を正しく使えるようにすることです。
股関節の痛みがある方では、筋力そのものよりも、
- ・どのタイミングで
- ・どの筋肉が
- ・どの順番で働くか
といった「使い方」の問題が関係していることがよくあります。
そのため必要なのは、頑張って追い込むことではなく、スムーズに連動して動ける体に戻していくことです。
モーターコントロール(脳・神経・筋肉の連動性)を整えることが大切です
ここで出てくるのが、モーターコントロール(脳・神経・筋肉の連動性)という考え方です。
これは、体をスムーズに動かすための仕組みのことです。
頭で「立とう」と思ったときに、その指令が神経を通って筋肉へ適切に伝わり、必要な場所が必要な順番で働く。
この連動がうまくいくことで、私たちは無理なく立ったり歩いたりできます。
ところが、痛みが続いた体では、この連動が乱れていることが少なくありません。
すると、
- ・本来使いたい筋肉が働きにくい
- ・別の場所が代わりに頑張りすぎる
- ・関節の動きが小さくなる
- ・動きがぎこちなくなる
といった状態が起こります。
モーターコントロールが整ってくると、必要な場所に力が分散しやすくなり、結果として股関節だけに負担が集中しにくくなります。
また、関節の動きもスムーズになりやすく、立ち上がり動作そのものが楽になっていくことが多いです。
間違った対処を続けると、かえって長引くことがあります
股関節の痛みで長引きやすい方には、いくつか共通点があります。
それは、
- ・痛いところだけを伸ばし続ける
- ・とりあえず脚を鍛えようとする
- ・動画を見ながら自己流で続ける
- ・少し痛くても我慢して動かしてしまう
というように、原因の見極めがないまま対処してしまうことです。
もちろん、すべてが悪いわけではありません。
ただし、今の体の状態に合っていないやり方を続けると、負担のかかる場所は変わらず、症状がぶり返しやすくなります。
特に、股関節が痛いからといって股関節だけを何とかしようとするのは注意が必要です。
本当は別の部分の動きが足りないのに、そこを見ないままでは改善しにくいことがあります。
改善には「評価」がとても重要です
だからこそ大切なのが、体全体を見て評価することです。
股関節の痛みを見るときは、痛い場所だけを触って終わりでは不十分です。
たとえば、
- ・どの動きで痛みが出るのか
- ・どこに負担が集中しているのか
- ・股関節以外に動きにくい場所がないか
- ・立ち上がるときにどこが頑張りすぎているのか
こうした点を確認する必要があります。
ここを間違えると、たとえ施術を受けても、その後の方向性がずれてしまいます。
逆に、どこに負担が集中しているのか、何が原因で同じ使い方になっているのかが見えてくると、改善の道筋もはっきりしてきます。
当院では、患部だけでなく体全体を見ながら「施術→使い方→定着」の順番で整えていきます
あぐらや床に座ったあとに立ち上がると股関節が痛い場合、必要なのは痛いところだけを何とかすることではありません。
当院では、まず股関節に負担が集中して回復しにくくなっている状態を見極め、整体や鍼で体が回復しやすい状態を目指します。
そのうえで、同じ使い方を繰り返してしまうクセを整え、日常動作の中で負担が偏りにくい体の使い方が定着するようサポートしていきます。
大切なのは順番です。
- ・まず施術で体を整える
- ・その後で使い方を見直す
- ・最後に日常動作の中で定着させていく
この流れを飛ばしてしまうと、頑張っているのに変わらない、少し良くなってもまた戻る、ということが起こりやすくなります。
股関節の痛みは、単に「硬いから」「弱いから」とは言い切れないことが多くあります。
同じ使い方の繰り返しで負担が集中し、その結果として痛みが出ているケースも少なくありません。
もし、あぐらや床に座ったあと立ち上がるたびに股関節が痛い、ストレッチしても変わらない、自己流で続けるほど不安になる、という方は、一度体全体のバランスや使い方を含めて見直してみることをおすすめします。
当院では、患部だけでなく全体を見ながら、整体と鍼、そして体の使い方を整えるためのサポートを組み合わせて対応しています。
股関節の痛みをその場しのぎで終わらせず、ぶり返しにくい状態を目指したい方は、お気軽にご相談ください。
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