掃除機で腰が痛くなる本当の理由|前かがみで起こる体の使い方のクセとは
2025.12.29. 更新
掃除機をかけていると腰がつらくなるのはなぜ?
「掃除機をかけ始めは平気なのに、途中から腰がだるくなる」
「前かがみの姿勢が続くと、終わったあとに腰が重い」
このような腰の違和感や痛みは、日常的に掃除機がけを行う方からよく聞かれます。
特に、毎日の家事として同じ動作を繰り返している方ほど、症状を感じやすい傾向があります。
多くの方は
「姿勢が悪いから仕方ない」
「年齢のせいかもしれない」
と考えがちですが、当院では姿勢の形そのものより、体の使い方のクセが関係しているケースが多いと考えています。
前かがみ動作が続くと、体では何が起きているのか
掃除機がけでは、
・軽く前かがみになる
・掃除機を前後に押し引きする
・同じ方向への動きが繰り返される
といった動作が、ほとんど無意識のうちに続きます。
このような生活動作が積み重なると、
生活習慣
→ 同じ姿勢・同じ動作の継続
→ 特定の筋肉・関節への負担が集中
→ 動きが小さくなる・感覚が鈍る
→ 腰に違和感や痛みが出やすくなる
という流れが起こりやすくなります。
ここで重要なのは、
「姿勢が悪いから腰が痛くなる」
という単純な話ではないという点です。
掃除機動作における股関節と背骨の役割分担
掃除機をかける動作では、本来、
・股関節が大きく曲がり伸びする
・その動きに合わせて骨盤が前後に動く
・背骨は全体でなだらかに連動し、細かな調整を行う
という役割分担が行われていると考えられています。
このとき背骨、とくに腰の部分は、
大きく動く主役ではなく、力を伝えたりバランスを調整したりする役割を担っています。
しかし、同じ前かがみ動作が続くことで股関節の動きが小さくなると、
前かがみになったり体を起こしたりする動作を、
腰の部分だけで行いやすくなるケースがあります。
その結果、背骨の中でも腰の一部に負担が集中し、
だるさや痛みとして感じやすくなると考えられています。
掃除機がけによる腰のつらさは、前かがみ動作が続く中で、
体全体の使い方が偏ることで起こりやすい状態と考えられます。
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掃除機をかけると腰が痛い|前かがみ・長時間でつらくなるのはなぜ?
「腰だけ」を使ってしまう体の使い方のクセ
このような状態は、
・筋力が弱いから
・意識が足りないから
起こるわけではありません。
掃除機がけは動作が単調で、動く範囲も毎回ほぼ同じです。
そのため体は、
「この動きは、これくらいで足りる」
と判断し、使いやすい場所だけを優先的に使うようになります。
結果として、
・股関節が使われにくくなる
・関節の位置や動きを感じる感覚(固有受容器)が鈍る
・腰主導の動きが固定化される
※固有受容器:
**「体の動きや位置を、無意識に教えてくれるセンサー」のこと**です。
といった変化が起こり、
これが「体の使い方のクセ」として定着していきます。
腰椎椎間板ヘルニアと説明されたことがある方へ
腰の痛みが続くと、病院で画像検査を受け、
「腰椎椎間板ヘルニアの所見があります」
と説明を受ける方もいます。
ただし、画像上の所見と症状の強さが必ずしも一致しないケースがあることも知られています。
そのため、神経が圧迫されているから必ず痛みが出る、と断定することはできません。
掃除機がけのような日常動作による腰の不調では、
体の使い方や動きの偏りが重なって影響しているケースも考えられます。
姿勢は「正すもの」ではなく「結果として現れるもの」
「姿勢を良くしよう」と意識しても、
掃除機をかけているうちに元に戻ってしまう経験はないでしょうか。
姿勢は、
筋肉・関節・骨盤がスムーズに動いた結果として現れる状態
と捉える方が自然です。
形だけを意識しても、
体の感覚や動きの連動が変わっていなければ、
実際の生活動作では元の使い方に戻りやすくなります。
体の使い方は「統合された仕組み」で決まる
腰の使い方は、筋肉単体で決まるものではありません。
・筋肉・関節・骨盤の可動性
・固有受容器(位置や動きを感じる感覚)
・呼吸による体幹の安定
・モーターコントロール
・小脳・脳幹による無意識の姿勢制御
これらが統合された結果として、体の使い方が決まります。
無意識レベルの制御が変わらないまま姿勢だけを意識しても、
掃除機がけのような動作では、同じ負担のかかり方を繰り返しやすくなります。
当院の考えるアプローチ
当院では、まず
「なぜ掃除機の動作で腰に負担が集中しているのか」
を丁寧に評価することを大切にしています。
整体や鍼灸では、トリガーポイントを基準に、
筋肉の緊張、血流、神経の働きの偏りに着目し、
体が本来の動きを取り戻しやすい状態を整えることを目的としています。
まとめ
掃除機で腰が痛くなる背景には、
姿勢の形そのものではなく、
前かがみ動作が続くことで生じる体の使い方のクセが関係しているケースがあります。
股関節と背骨の役割分担が崩れ、
腰の一部に負担が集中しやすくなる。
この仕組みを理解することが、腰の不安を減らす第一歩になります。
無理に我慢せず、
体の使い方を見直す視点を持つことが大切です。
大阪市鶴見区放出で腰痛でお悩みの方は、ワイズボディケア整体、ワイズはりきゅうへお気軽にご相談ください。
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