肩こりにはタイプがあります|姿勢だけを気にしても良くならない本当の理由
2026.01.02. 更新

肩こりというと、
「姿勢が悪いから」
「肩を使いすぎているから」
そう考えている方がとても多いのではないでしょうか。
もちろん姿勢や使い方は無関係ではありません。
しかし実際の臨床では、姿勢を意識しても、ストレッチをしても、その場では楽になるけれどすぐ戻ってしまうという方が非常に多く見られます。
その理由は、
肩こりの問題が“肩そのもの”や“姿勢の形”だけにあるわけではないからです。
肩こりの本質は「姿勢」ではなく「動きの選択肢」
体は本来、
複数の関節や筋肉が役割を分担しながら動いています。
ところが、
関節の動きが少なくなる
筋肉が硬くなり伸び縮みしにくくなる
動作のバリエーションが減る
こうした状態が続くと、
動けるところだけで体を支えるクセが身についてしまいます。
その結果、
関節や筋肉の動きが悪くなる
→ 動作が偏る
→ 特定の筋肉に負担が集中する
→ その状態が「姿勢」として固定される
という流れが生まれます。
つまり、
姿勢は原因ではなく、体の使い方の結果として表れているものなのです。
肩こりは大きく分けて「5つのタイプ」があります
肩こりが良くならない理由は、人によって違います。
当院の臨床経験から見ると、肩こりは大きく次のタイプに分けて考えると整理しやすくなります。
① 休めない筋肉タイプ
特徴
特別な作業をしていなくても肩が重い
常に力が入っている感じがする
デスクワーク中心の生活
このタイプは「使いすぎ」というより、
本来休むべきタイミングで筋肉が休めていない状態です。
同じ筋肉がずっと働き続けることで、
血の流れが滞り、重だるさとして感じやすくなります。
② 動かない関節タイプ
特徴
肩甲骨が動きにくい
胸まわりが硬い
深呼吸がしにくい
肩だけを動かしているつもりでも、
実際には肩以外の関節がほとんど使われていないケースです。
動かない部分を補うために、
首や肩の筋肉が「代わりに頑張る役」を押し付けられてしまいます。
③ 首・頭の位置が影響するタイプ
特徴
スマホやパソコンを見る時間が長い
首や背中が重だるい
ストレートネックを指摘されたことがある
首だけが原因なのではなく、
頭の位置と体全体の支え方のバランスが崩れているケースです。
首を無理に動かしたり伸ばしたりしても、
体の使い方が変わらなければ負担は残ります。
④ 腕・手に広がるタイプ
特徴
肩こりと一緒に腕や手がしびれる
病院では「異常なし」と言われた
動かすと違和感が強くなる
このタイプでは、
神経そのもののトラブルではなく、
筋肉の緊張や使い方の偏りが影響しているケースが多く見られます。
⑤ 五十肩につながる前段階タイプ
特徴
夜になると肩が重だるい
腕を上げる動作がつらい
服の着替えがしにくくなってきた
いきなり五十肩になるわけではなく、
その前段階として、
肩の使い方や負担の偏りが長期間続いている状態が背景にあります。
「姿勢を正す」だけでは、なぜ変わらないのか
姿勢を意識して背筋を伸ばすと、
一時的に「良くなった気」がすることがあります。
しかしそれは、
力で姿勢を作っているだけの状態です。
関節や筋肉が動きにくいままでは、
体はまた無意識に楽な使い方へ戻ろうとします。
だから、
姿勢を意識する
ストレッチを頑張る
だけでは、同じ肩こりを繰り返しやすくなります。
なぜ「治療だけ」「運動だけ」では足りないのか
まず治療で「使える状態」を作る
肩こりが強い状態では、
筋肉が硬くなっている
神経が過敏になっている
そのため、
体を動かそうとしても、正しく使えない状態になっています。
整体では、筋膜リリースを中心に、
筋肉や関節の動きを妨げている要因を整え、
筋肉や神経の滑りを良くし、異常な緊張や興奮を落ち着かせます。
→
この「体を休められる状態」を作る整体については、こちらで詳しく説明しています
鍼灸では、トリガーポイント鍼治療を用い、
硬くなり過敏になった筋肉や神経に刺激を加え、
体の回復しやすい環境を整えていきます。
→
当院が行っているトリガーポイント鍼灸の考え方はこちら
次に運動で「動作を再教育する」
ここで行う運動の目的は、
筋肉を鍛えることではありません。
大切なのは、
体の位置や動きを感じ取る力
体のセンサー(固有受容器)を働かせること
です。
体は無意識のうちに使い方のクセを覚えており、
同じ筋肉ばかりを使い過ぎたり、
逆に使われていない筋肉が生まれています。
運動では、
使い過ぎた筋肉を休ませる
使われていなかった筋肉を目覚めさせる
という再配分を行います。
「動けるようになった=正しく使えている」
とは限らない、という視点がとても重要です。
姿勢は「結果」として自然に変わっていく
関節や筋肉が動けるようになり、
体の使い方が整理されてくると、
無理に意識しなくても体は安定してきます。
その結果として、
姿勢は自然に変化していきます。
姿勢を正そうとする必要はありません。
正さなくても、そうならざるを得ない体の状態を作ることが大切なのです。

まとめ
肩こりは、
単に「姿勢が悪いから」「肩を使いすぎているから」起きているわけではありません。
本当の問題は、
関節や筋肉が動かなくなり
動きの選択肢が減り
負担が偏った体の使い方になっていること
です。
まず治療で体を使える状態に戻し、
その後に動作を再教育し、
日常で定着させていく。
この流れを大切にすることで、
肩こりは繰り返しにくい状態へと変わっていきます。
大阪市鶴見区放出で肩こりでお悩みの方は、ワイズボディケア整体、ワイズはりきゅうへお気軽にご相談ください
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