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坐骨神経痛がなかなか治らない人の共通点|“同じ場所に負担がかかる体のクセ”とは?

2025.12.05. 更新

はじめに|なぜ坐骨神経痛は“良くなったり悪くなったり”を繰り返すのか?

坐骨神経痛
坐骨神経痛は、一時的に軽くなるものの、
「また痛くなってきた」「忙しくなると再発する」
という波を繰り返す方が非常に多くいます。

MRIでは問題が見つからないのに症状が続くケースも多く、
これは複数の研究でも報告されています
(Brinjikji 2015、Jensen 1994 など、画像所見と症状の一致率は低いとされる)。

実際に来院される方の中でも、
画像に原因が映らない“機能的な問題” が背景にある方が多くみられます。

その中で共通しているのは、
「体の使い方のクセ」によって負担が偏っているという点です。

■ 坐骨神経痛が長引く人の共通点は「体の使い方のクセ」

近年の痛み科学では、
筋肉や筋膜の緊張・使いすぎ・偏った負荷の蓄積 が
痛みやしびれの原因となりやすいことが広く知られています
(Myofascial Pain に関する研究、Deep Gluteal Syndrome の概念など)。

多くの方は、お尻まわりの深い筋肉が硬くなり、
その影響で痛みやしびれが生じているケースがよくみられます。

この硬さには 日常生活での“クセ” が大きく関わっています。

■ 共通点①:長時間座る習慣でお尻に負担がかかり続けている

● デスクワーク・運転は科学的にも負担が大きい

研究では「長時間の座位が腰〜骨盤まわりの筋緊張と血流低下を起こす」ことが分かっています。

座り姿勢が続くと、
梨状筋・中殿筋・小殿筋・ハムストリングスなど、
坐骨神経の近くを通る筋肉に圧がかかりやすくなります。

この状態が続くと、
筋肉が“同じ場所だけ使われる”使いすぎの状態になり硬くなる
=偏った負担が積み重なる

という流れが起こります。

■ 共通点②:足組み・片側に体重をかける癖

● 骨盤のねじれ → 筋肉の使いすぎにつながる

足組みの習慣は骨盤の傾きやねじれを生み、
片側のお尻だけに負担が集中します。

この「左右差による負担の偏り」が
片側の坐骨神経痛を起こしやすいことは臨床でもよくみられる傾向です。

■ 共通点③:スマホ姿勢で胸まわりが硬くなり、動きが偏る

● 胸まわりの硬さは下半身の負担につながる

胸の動きが小さくなると、
上半身の回旋やしなりが出にくくなり、
その分、骨盤・股関節の動きに負担が偏りやすくなります。

運動学の研究でも、
「胸郭の可動性低下は股関節の代償動作を増やす」
ことが報告されています。

その結果、
お尻の筋肉ばかり使ってしまうクセができる
という流れが起こります。

■ 共通点④:呼吸が浅く、体幹の支えが弱くなる

● 呼吸の浅さが姿勢と下半身の緊張に影響する

呼吸が胸だけで行われる「浅い呼吸」になると、
体幹の安定性が低下し、股関節〜お尻の筋肉に負担が集中しやすくなります。

近年の呼吸研究でも、
横隔膜の働きが弱いと姿勢と動作に影響しやすい
ことが指摘されています。

その結果、お尻の奥の筋肉が硬くなりやすく、
痛みやしびれにつながることがあります。

■ 共通点⑤:股関節の動きが悪く、お尻の筋肉が過労状態

● 股関節が動かない → お尻が代わりに動きすぎる

股関節の可動性低下や使い方のクセは、
多くの運動学研究で腰痛・坐骨神経痛との関連が報告されています。

特に、

歩くと太ももの裏やお尻がすぐ疲れる

階段でお尻が張る

という方は、
股関節が動かない代わりに お尻の筋肉が“代償”として働きすぎる 状態。

この負担の蓄積がトリガーポイントを作り、
坐骨神経痛のような症状につながることがあります。

■ 共通点⑥:奥の筋肉の過敏さが残っている

● 痛み科学でいう「末梢性感作」

筋肉の硬さやトリガーポイントによって
神経が刺激され続けると、神経が敏感になることがあります。

これは末梢性感作(Peripheral Sensitization) と呼ばれ、
痛み科学の分野でよく知られたメカニズムです。

この状態では、
通常の動きや姿勢でも「痛みのサイン」として感じやすくなります。

なぜ坐骨神経痛は、同じ場所に何度も戻ってしまうのか?
その「繰り返す仕組み」について、原因の構造から詳しく解説しています。

坐骨神経痛が何度も繰り返す人に共通する原因とは?

■ 当院のトリガーポイント鍼がここに向いている理由

● 深い筋肉に直接アプローチできるのが特徴

トリガーポイント鍼(エビデンスでは Dry Needling に近い概念)は、
深層筋の緊張や痛覚過敏を和らげる効果が多くの研究で報告されています。

筋肉が硬くなると神経が敏感になり、
少しの姿勢保持でも刺激となって痛みを感じやすくなります。

鍼の刺激は、神経や血流を通じて体の調整反応を引き出し、
深い筋肉の緊張が自然に落ち着き、
動きやすい状態に戻りやすくなることが知られています。

そのため、
奥の筋肉の過敏さが残っている方や、日常動作で痛みが出やすい方に向いている
アプローチです。

■ 坐骨神経痛を繰り返す人が今日からできること

● ① 30〜40分に一度立ち上がる

長時間の圧迫を避けるだけで負担は大きく変わる。

● ② 胸まわりの動きを出す軽いエクササイズ

胸が動くと股関節の負担が軽くなる(運動連鎖の研究でも支持されている)。

● ③ 深い呼吸をする

体幹の働きが自然に高まり、下半身の負担が減る。

● ④ 股関節の動きを正しい順番で覚える

ストレッチより先に「使い方」を整えるほうが再発予防になる。

まとめ|坐骨神経痛を繰り返すのは“あなたのせいではありません”

坐骨神経痛の再発には、
骨や神経の異常だけでなく、
日常の“体の使い方のクセ”による偏った負担 が大きく関わることが
多くの研究・臨床で報告されています。

このクセを整えていくことで、
体は自然に動きやすくなり、
痛みを繰り返しにくい状態へ向かっていきます。

トリガーポイント鍼で奥の緊張を落ち着かせ、
体の使い方を整える運動を組み合わせることは、
再発予防として非常に理にかなった方法です。

大阪市鶴見区放出で坐骨神経痛でお悩みの方は、ワイズボディケア整体、ワイズはりきゅうへお気軽にご相談ください

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