五十肩の運動方法について
2023.07.17. 更新
五十肩ごじゅうかた)は、一般的に使われている言葉で、正式な病名ではありません。
正式な病名は肩関節周囲炎と言って肩関節周囲の筋肉や腱の炎症・変性を指します。
具体的には、肩関節の可動域が制限され、痛みや運動制限があり、夜間の痛みなどがあるのが特徴です。
痛みがあるので動かせないので、関節の可動域は低下していきます。
肩の動きは肩関節、肩甲骨、胸郭と言って背中の骨と肋骨がきれいに連動して動くことで肩を動かすことが出来ているのですが、このバランスが崩れてしまうことで肩に負担がかかり痛みを起こしていることがほとんどです。
五十肩の痛みを改善するのに大切なことは肩の関節だけを鍛えるのではなく、肩、肩甲骨、胸郭(背骨と肋骨)を上手く連動させるようにすることです。
マルチロッキング
四つ這いの姿勢で、多方向へ動くことで肩関節、肩甲骨、背骨にカラダの中にあるセンサーが働き、関節や背骨の位置などを認識しやすくなります。
肩の位置を認識しやすくなることで肩関節の安定性や柔軟性を高めて肩関節のコントロール能力が向上することで肩、肩甲骨、胸郭(背骨、肋骨)の機能が高まっていきます。
①
画像のように体重を前方、左右方向に色々な方向に乗せていく事で肩甲骨、肩、背骨にあるセンサー機能が高まります。
センサー機能が高まることで肩、肩甲骨、背骨がどのように動いているかを明確に認識できるようになります。
毎日、座って体を動かさないで仕事をしていると、このセンサーの役割(筋肉などがそのような働きをしている)をしている部分の機能が低下してしまいます。
現代人は運動の質、量ともに低下しています。
もちろん運動は何をやってもいいわけではなく、原理原則を守ることが大切です。
例えば肩が痛い人がウォーキングをしていても意味がないように、人によって動かなくなっている箇所が違ったり、姿勢も違うことが多いのでそのようなことも考慮する必要がありますから体の事を理解して、運動プログラムを組み立てないと、ただ体を動かしているにすぎないので意味のある運動が大切です。
キャットパック
日頃、デスクワークが多い人は同じ姿勢で座って仕事をしているので、背骨や肩甲骨を動かさないので固まりやすく動きにくくなっています。
PCや携帯電話を操作している時間が長い人は、頭が段々と前に出て、クビはそれを支えるためにストレートにネックになり、背中は丸まり、肩の位置も前方にずれて巻き肩になります。
頭の重さは約5、6㎏あるので後頭部にある筋肉に負担がかかりやすく、後頭部に慢性的な負担がかかっていると目の奥の痛み、眼精疲労、頭痛が起こりやすくなりますからキャットパックの運動を行うことで背骨、肩甲骨、肩関節、頭の位置、正しい位置に整えていきます。
背骨を一個一個、動かしてコントロールしながら両手で床を押して肩甲骨、肩関節の安定性を高めていきます。
1、息を吸いながら肋骨を引き込むように腹筋に力を入れて背骨を一個、一個動かすイメージで背中を丸めていきます。
2、頭を挙げながら背骨を一個一個動かすイメージで腰を反らしていきます。この時、付いている手の位置は変えないで肩を外側に開きます。
肩を外側に開くことで巻き肩を改善する運動を組み合わせています。
このような運動を基本としてとしてその人の姿勢、関節の状態に合わせた運動を組み合わせいきます。
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