腰痛改善、姿勢改善、背骨の動き改善の運動ーCOW＆CAT

この運動は、体幹、肩甲帯が安定、腰が反ってしまっている人で腰が痛い人向きのエクササイズですが、反り腰や腰痛だけでなく様々な症状に効果的なのでよく行ってもらう運動です。

運動の効果

・反り腰改善
・腰痛
・姿勢改善など
・腹筋を働かせる
・骨盤のポジションを整える
・肩関節の安定、協調性
・肩こり
・横隔膜の機能向上

反り腰、腰痛の人は骨盤、背骨が硬くなり、背骨を一個、一個、動かすことができなくなっているので、骨盤や背骨を自分でコントロールして動かすことができるようになってもらいます。

人の背骨は生理的彎曲と言って緩やかに彎曲していることで、日常の生活でかかる様々な衝撃から背骨を守ってくれています。

反り腰の姿勢は、骨盤が前方に傾き過ぎることで、その上に乗っている背骨の彎曲がきつくなります。

反り腰になることで、彎曲が崩れて背骨の強度が落ちてしまいます。

反り腰になると背中側の筋肉の緊張が強くなることで背骨には押しつぶすように力がかかり、クッションの役割をしている椎間板にも負担がかかるようになります。

この状態が続くと痛みが起こるようになります。

反り腰の姿勢　→背骨に負担がかかる　→周辺にある筋肉の緊張が強くなる　→血行不良で栄養不足、酸素不足になる　→体は危険だと感じ　→痛みが起こる

COW&CAT

エクササイズの目的

・腹筋を働かせて前に出てしまった肋骨を内に引き込む、骨盤を正しい位置に修正
・反り腰の姿勢になると背中側の筋肉の緊張が強くなりすぎているので背中の筋肉を緩めてお腹側の筋肉を使えるようにします。
・反り腰の姿勢になると呼吸が正しく行えないので呼吸を正しく行い横隔膜の機能向上を図ります。
・体幹、肩関節、股関節の安定性、連動性を高めます

反り腰の状態を改善するには、まずは背中側の緊張を和らげる必要があります。

エクササイズの方法

①四つ這いになります(足首を立てる)

②床を手の平でしっかりと押しながら骨盤をたてて、背骨を骨盤の方から一個、一個、動かすイメージで行ってください。
③床に着いている手の位置は変えずに肩を外側に捻りながら骨盤を前に倒しながら背骨を一個、一個、動かすイメージで行ってください。

④一連の流れを5回繰り返してください。
⑤5回行った上で、この体制で5秒間、深く呼吸を行います。2セット行ってください。

当院は治療と合わせて運動を行うことで正しい姿勢や関節、背骨の機能の改善を行っています。

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