五十肩、肩の痛み、肩こりの運動②

五十肩、肩の痛み、肩こりに効果的なエクササイズです。

肩の痛みは肩関節が単独で、痛みが起こることはありません。

肩甲骨、背骨の動きの安定性、可動性、協調性がとれて上手く働かなければいけません。

肩甲骨を動かしている筋肉をしっかりと動かしていきます。

上図の背中にある筋肉を意識して動かすようにしましょう。

四つ這いになり、床をしっかりと押します。

四つ這いの姿勢から片方の手を頭の上に置きます。

背中にある筋肉を意識して肩甲骨を内側に引き寄せるように動かします。

床に着いている方の手は床を押すことで肩、肩甲骨の安定性を高めるのでしっかりと押してください。

肘の高さが床と平行になる高さ、または肩に痛みのない高さまで上げると、次に背骨を捻り上げていきます。

これは背骨をしっかりと捻りながら腰から肩についている筋肉を使い肩を動かすようにしていきます。

この運動を片側10回×２、両方行ってください、痛みがない方は５回でもかまいません。

神経は脳で交差しているため痛みのない方も行うことで、逆も運動する機能や働きを高められます。

人の体は肩が痛いからと言って、肩の問題だけで痛みがおこっているだけではありません。

背骨、肩甲骨、肩の関節、鎖骨が上手く繋がり、連動して動いて正常な動きとなります。

痛みのある局所的な問題は治療で解決し、背骨、肩関節、肩甲骨など全身の問題は運動で解決していきます。

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