猫背、反り腰など姿勢改善に適した呼吸方法
2022.08.06. 更新
姿勢が悪い人は正しい呼吸ができていない。
猫背、反り腰など姿勢が悪い人は横隔膜が下がりきらず浅い呼吸になっています。
呼吸は吸う時に交感神経の働きが高まり、吐く時に副交感神経の働きが高まります。
痛みや姿勢の悪い人は体が緊張状態なので常に交感神経が優位になる傾向があります。
適度に副交感神経が優位に働いた方が免疫を整え健康に過ごせますし、姿勢に与える影響も少なくありません。
鼻呼吸のメリット
姿勢を改善する際、鼻呼吸をしてもらうのは次のような効果があるからです。
1、免疫機能の向上
物理バリア:鼻毛、鼻汁、繊毛、タイトジャンクション
科学バリア:IgA、リゾチーム、ラクフェリン、ディフェンシン
生物バリア:白血球、常在菌
2、一酸化窒素生成量増加
一酸化窒素は内臓や血管の壁となる筋肉の弛緩作用があり、血管や気管支を拡張させます。
細菌を破壊する作用もあります。→鼻呼吸での一酸化窒素濃度は口呼吸に比べて数十倍も高いです。
3、呼吸がゆっくりなる
口呼吸では気道の抵抗が少ないので浅く速い呼吸になるため、しかっりと横隔膜を動かすためには
鼻呼吸が適している。