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鍼(はり)の施術とは

2023.01.31. 更新

現代では、鍼灸の施術を受けたことがある人が大変少ないです。

鍼(はり)は、どのような病気や症状に効果があるのか、あまり知られていないのが現実で、国民の6%ぐらいしか受けたことがないと言われています。

そして鍼(はり)は「怖い、痛そう」などというネガティブな印象も強く、敬遠されがちですが一度、鍼(はり)の効果を体験されるとファンになる方も多くおられます。

もっともっと鍼(はり)の施術のすばらしさを分かってもらいたくて、鍼(はり)の施術がなぜ効くのか、当院が行っている鍼灸の施術について書きたいと思います。

東洋医学は、身体を一つの小宇宙としてとらえ、そのバランスが崩れた時に「病気」が発症すると考える医学で、鍼(はり)灸は、その東洋医学の治療法の一つです。

身体の変化を手で触れながら観察し状態を把握し、鍼(はり)や灸を施すことで身体のバランスを整え機能の回復をはかる治療法です。

近年、世界各国の医療関係者やWHO(世界保健機関)などが鍼(はり)灸に注目し、メカニズムの研究も進められ、科学的根拠のある治療法として注目されています。

当院では痛みやしびれの問題に対して、専門に施術を行っています。   

鍼(はり)

鍼(はり)の施術は、直径0.12~0.18㎜程の髪の毛の細さのステンレス製の使い捨てのものを使いますので、感染症などの心配はなく衛生面でも安心して患者さんに施術を受けてもらうことができます。

当院が行う痛みやしびれの鍼(はり)の施術は、東洋医学的考えは一切排除した考えで行っています。

通常の鍼(はり)の施術は、ツボや経絡などに鍼(はり)を打つことで経絡の乱れを整え病気を治すのですが、当院では運動解剖学、生理学を基に鍼(はり)の施術を行っています。

なぜなら30年以上の私の施術経験から痛みの施術ではツボに鍼(はり)を打ってもそれほど効果が期待できないと感じているからです。

ですから当院では腰痛、肩こり、坐骨神経痛、腰椎椎間板ヘルニア、頚椎椎間板ヘルニア、膝関節の痛み、肩関節の痛みなどの施術を行っています。

痛みやしびれの施術について

体には受容器と言って痛みを伝えるセンサーのようなものがあるのですが、筋肉、靭帯、腱を使いすぎて、その受容器が過敏な状態となり、姿勢の変化や物を持つなどで刺激となり普段では感じない姿勢や体動で痛みを感じるようになるのですが、その悪くなって過敏化したところを見つけ出し治療する必要があるので、高い解剖学知識が必要になります。 

受容器が過敏化した場所は、5ミリ程度のところを刺激する必要があるため、技術と知識が必要になります。 

鍼灸の効果とその科学的根拠を認める見解が発表され、WHO(世界保健機構)でも鍼灸の効果が認められています。

鍼灸の効果について。

当院は痛み痺れの分野に力を入れた鍼灸院です。

現在、病院などでは痛みの原因に対して骨などを中心に見ている所が多いのですが、痛みの原因はそれだけではありません。

当院ではレントゲン検査には写らない筋肉、靭帯、腱などでおこる痛みを施術しています。

当院では、筋肉の組織が原因で起こる痛みを治療しています

五十肩、腰椎椎間板ヘルニア、腰痛、関節炎、肩こり、坐骨神経痛、膝関節の痛み、肩関節に痛みなどの筋肉で起こる痛みに対して鍼の施術で改善を行っています。

このような症状は、骨の変形や骨と骨が狭くなるようなことを言われると思うのですが、骨の問題ばかりではなく筋肉、靭帯、腱といった組織を鍼(はり)で施術すれば改善する見込みがあります。

病院や整骨院で長年治療を受けていてもなかなか改善しないとお悩みの方は、一度当院にご相談ください。

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