歩いていると腰が痛くなる人の原因と改善方法

急な運動は禁物です

最近、身体がたるんできて太りだしたので嫌だなと思いウォーキングを始めました。

体重が気になりだして仕事が終わってから、月～金まで毎日30分のウォ―キングと筋トレをすることにしました。

3ヵ月も続けていると初めは歩くのが辛かったけれど慣れてきて、体重も少しづつ減ってきたので楽しく歩くことができていた。

ある日ウオーキングから帰ると腰に違和感を感じた。

あまり気にしていなかったけれど、次の日には腰痛が酷くなり屈むのも痛くてウオーキングを休むことに。

なぜ急に運動をすると腰痛になるのか

今まで何もしていなかった人が、このように急に運動をすると腰痛になる方は少なくありません。

筋力の低下や歩く靴が悪いなど色々考えられると思うのですが、まずは姿勢の問題についてお話します。

オープンシザース

オープンシザースとは、体を横からみると開いた(オープン)、ハサミ(シザース)のように見えることからこのような名前がついています。

オープンシザースの姿勢でいると骨盤が前に傾き、腰が過剰に反ってしまい、お腹、腰が前に突きでた姿勢になります。

このような姿勢で生活していると骨盤、腰の背骨、などのバランスが崩れて背骨にも圧迫するような力がかかります。

圧迫するような力がかかると背骨の周りの筋肉、靭帯にも負担がかかり筋肉は過剰に緊張して血流が悪くなります。

血流が悪くなると疲労物質と栄養の含んだ血液の循環が悪くなり痛みを感じやすい状態になり股関節や腰周辺に痛みが起こるようになります。

また背骨は、首から腰まで24個の骨が積み重なりs字状に彎曲してクビ、背中、腰の3つの彎曲があることで背骨を衝撃や重力から守ってくれています。

反り腰の姿勢で歩いていると地面からの衝撃と上からの衝撃が骨盤、背骨にかかり負担がかかってしまうので腰に痛みが起こりやすいです。

反り腰の姿勢のチェック方法

反り腰の姿勢を整える必要があるので、まずは姿勢のチェックから行いましょう

１、踵を壁に付けてお尻、背中お付けて自然と立ちます。
２、お尻が発達している方は指２本分、踵を前に空けて立ちましょう。

チェックポイント
・壁から腰、背中の間に手の平が入れば反り腰になっている可能性が高いです。

反り腰を改善するエクササイズ

ペルビックティルトー反り腰、猫背改善
背中、腰の周辺の筋肉が異常に緊張し、使いすぎている筋肉を休め、骨盤を後方に傾ける筋肉、お腹側の筋肉を使えるようにします。
・鼻から息を吐きながら腰を上げる時に骨盤、背骨1個、１個と順番にはがれるようします、おろすときは鼻から息を吸いながら背骨が１個、１個、骨盤と順番につくようにします。
・5回行って最後に腰を上げた状態を維持しながら鼻から息を５秒吸って、鼻から息を５秒吐いてください。 
・１週間に２～３回行ってください。
※腰痛の悪化などの責任は負いかねます、自己責任で運動は行ってください。

このような運動を2週間程度行っても腰痛が改善しない場合は、背骨、股関節を安定させている筋肉、動かしている筋肉などが過度に緊張しているので、治療の必要があると思います。

当院の治療の特徴

当院は痛みがあるところの治療だけではなく、治療(整体、鍼治療)＋体を整える運動で痛みを効果的かつ再発の防止を見据えることを行っています。

整体

当院の整体治療は骨盤の歪、骨格の歪、反り腰、猫背姿勢、巻き方、ストレートネックなどになると筋肉が過剰に緊張してしまうので、筋肉の緊張を和らげて整えることで

バランスが整い骨格も整います。

鍼灸

痛みが長期間続くと体の奥深くの筋肉が悪くなり、筋肉が悪くなることで機能も低下し疲労物質や老廃物の循環が上手くいかず栄養の供給されなくなるので筋肉が敏感な状

態となり痛みを感じやすくなり背骨を動かしたり、関節を動かすと痛むようになります。

鍼(はり）治療ではその悪くなった筋肉に鍼(はり）を打つのですが、整体では物理的に手が届かない深いところを治療する場合、痛みが頑固な場合に効果的に痛みを和らげる

ることができます。

当院の痛みの鍼(はり)治療では、東洋医学的な考えは一切排除した西洋医学的考えで鍼(はり)治療を行うのが特徴です。

姿勢改善

腰の痛みをいくら改善しても、姿勢が良くならなければ筋肉が悪い使い方を覚えてしまっているので直ぐに元に戻ってしまいます。

いくらトレーニングで姿勢を整えても患部の筋肉が良くならなければ痛みは改善しないので、患部の治療を整体または鍼(はり）で行った上で、いい姿勢を持

続させるために姿勢を改善します。

他院で治療を受けてもなかなか腰痛が改善しないとお悩みの方は、当院の整体、鍼(はり）治療と体を整える運動で痛みの改善をしてみませんか。

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